尾道ラーメン

家で簡単に作れる尾道風しょうゆラーメンです。丁寧な解説付きで初めての人でも失敗なく作ることができます。
このレシピの生い立ち
生まれ育った福山が尾道ラーメンを出す店が多かったので、挑戦してみました。
尾道ラーメン
家で簡単に作れる尾道風しょうゆラーメンです。丁寧な解説付きで初めての人でも失敗なく作ることができます。
このレシピの生い立ち
生まれ育った福山が尾道ラーメンを出す店が多かったので、挑戦してみました。
作り方
- 1
左上から、豚脂、豚ミンチ肉、豚バラ肉、鶏がら6羽分になります。出来たら新鮮な鶏がらを使ってください。
- 2
混合削り節を使います。鰹節だと味が直線的になってしまう気がするからです。厚切りの方が良いでしょう。
- 3
シイタケ、大蒜、生姜、混合削り節、ナンプラー、割烹白だし、昆布つゆ、牡蠣醤油になります。
- 4
鶏がらを下茹でします。
- 5
鶏がらを下茹でしている時に、豚バラ肉の脂身を切り落とし、1cmサイズに切っておきます。右の肉が切った後のバラ肉です。
- 6
下茹でが終わった鶏がらです。この鶏がらの内臓を取っていきます。緩やかな流水に当てながら取っていきましょう。
- 7
肺の部分に親指を入れて、
- 8
えぐるように上にあげると、肺が取れます。たまにアバラ骨が刺さる時があるので、慎重に行ってください。
- 9
次は下の方の腎臓の部分に指を入れていきます。結構深く入ると思います。
- 10
こちらも、親指を引きあげたら、内臓が取れます。内臓が最初から除去されている鶏がらの場合は、この工程は要りません。
- 11
その後、流水で丁寧に洗います。お尻の方や背中についている脂身は、取れそうな部分は取ってしまいましょう。
- 12
30cm寸胴に水を入れて沸騰させます。沸騰したら、鶏がらを入れます。鶏がらがつかるぐらいの水量に調整してください。
- 13
次に小さめの鍋を用意して、8~13までを入れて強火にします。沸騰したら、6,7を加えます。
- 14
再び沸騰したら、灰汁をすくいます。そこまで、細かくすくう必要はありません。
- 15
豚脂が溶けて、豚ミンチ肉に火が通ったら、一度火を消しましょう。
- 16
鶏がらの方も、寸胴が沸騰したら、灰汁を取ってください。だいたい5分ぐらい取ったら、火を弱火にしましょう。
- 17
弱火にしたら、そこに2~5と、作り方5で作った豚の脂肪を1cm角に切ったものを入れましょう。
- 18
お湯がポコポコとなるぐらいの火加減で、約1時間煮たら、豚バラ肉を取り出して、
- 19
小さめの鍋の方に移します。そして、再度火を入れて、弱火で温めていきます。
- 20
それから、約1時間で、このようなチャーシューができます。
- 21
チャーシューを取り出します。
- 22
ザル等でミンチ肉を除いたものが、ラーメンのタレとなります。
- 23
ミンチ肉は別料理に使います。丼を作ってもよいでしょう。
- 24
チャーシューを取りだした寸胴も、それから約1時間で、かなり水分が飛びます。
- 25
そして、もう1時間した所で、ザルに混合削り節を入れて、スープにつけてください。約5分で引き上げてください。
- 26
合計約3時間スープを抽出して、鶏がら等を取った写真になります。少し濁った黄金色になります。
- 27
阿藻珍味の尾道ラーメンの麺を使います。小ネギ、メンマ、チャーシューになります。
- 28
丼には、タレの方の鍋からお玉一杯。寸胴のスープをお玉5杯入れてください。また、好みによって、この辺は調節してください。
- 29
麺はタップリの湯で湯がいた後、丁寧に湯切りをしてください。ちょっと固めぐらいに茹でるのが良いでしょう。
- 30
素早く盛り付けたら完成です。温かいうちに食べてください。
- 31
ミンチ肉は、豆板醤とマヨネーズを1:1で混ぜたものに、小葱で丼にします。
- 32
サイドメニューにすれば、廃棄率削減にもなり、まさに一石二鳥になります。
コツ・ポイント
鶏がらは流水で丁寧に洗うこと。また、塩分の濃度調整が、日によって違うと思います。気温や湿度、鶏がらの個体差等があるのでしょうか。そのつど微調整してください。寸胴のスープは中の材料をかき混ぜると、濁るし、味が変わるのできをつけてください。
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