赤毛のアンの「いちご水」(木苺ジュース)

赤毛のアンに出て来た「いちご水」こと木苺のジュース、ラズベリーコーディアルです。
このレシピの生い立ち
秋田の友人からレッドカラントをいただいてカラントワインを作ったので、せっかくだからラズベリーコーディアルの方も作ってみました。
赤毛のアンの「いちご水」(木苺ジュース)
赤毛のアンに出て来た「いちご水」こと木苺のジュース、ラズベリーコーディアルです。
このレシピの生い立ち
秋田の友人からレッドカラントをいただいてカラントワインを作ったので、せっかくだからラズベリーコーディアルの方も作ってみました。
作り方
- 1
赤毛のアンの作中でダイアナが「いちご水」と間違えて「葡萄酒」を飲んで酔っ払ってしまうくだり……
- 2
いちごジュースとブドウで作ったワインでは色が全然違うのに、なぜコレを間違えたのか子供の頃からずっと不思議でした。
- 3
しかし、原文をよくよく読んでみると「いちご水」はraspberry cordialで、今風に訳すと木苺のジュース。
- 4
「葡萄酒」の方はCurrant Wineとなっていてこちらは赤すぐりを発酵させて作った「自家製フルーツワイン」の事。
- 5
完成するとどちらも甘い香りがして深い紅色になるので、コレなら子供が間違うのは無理もないかなーと。
- 6
コーディアルは元々は英国でハーブやフルーツをアルコールに漬けた薬効を目的としたアルコール飲料でした。
- 7
時代の流れと共にノンアルコールのものはコーディアル、アルコール入りのものはリキュール等と呼ばれるようになっていったらしい
- 8
ちなみにcordialという単語自体は「心からの」とか「真心」とかそんな感じの意味です。
- 9
実際のラズベリーコーディアルの作り方→
ラズベリーに同量の砂糖をまぶして10分ほど馴染ませます。
- 10
使用する砂糖は王道だとブラウンシュガー。クセが気になる方は上白糖やグラニュー糖などで作って見て下さい。
- 11
鍋に10を入れ、水と白ワインビネガーを加えて沸騰させないようにコトコト煮込みます。
- 12
入れる水の量はお好みで調節して下さい。(濃い目の方が保存向き)
- 13
エキスがしっかり出切ったら火を止め、レモン汁を加えてます。
- 14
目の細かいザルなどで2〜3回濾して、事前に消毒して置いた保存瓶に移し替えたら完成。
- 15
濃い目に作って真空に出来る瓶ならば常温でも数ヶ月はもつらしいですが、通常は冷蔵庫で1週間くらいが目安です。
- 16
実際に飲む時は水やお湯などで割って飲みます。
個人的オススメは炭酸水+ライム。
爽やかな味わいです。
コツ・ポイント
冷凍のラズベリーでも作れます
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