レモンの皮を、洗ったり拭いたりして綺麗にし、傷などがある場合は、その箇所を除いておきます。

外皮(黄色い皮)を薄く剥き、剥いた外皮の重さを計ります。

内皮(白い部分)を、実から削ぐように剥き、
削いだ内皮の重さを計ります。

果実を適当な房数でばらし、中心の芯を切り取ったら、薄皮を剥いて、薄皮、実、種に分け、薄皮と種の重さを計ります。

鍋にたっぷりの水と外皮を入れて沸騰させ、外皮の苦味が取れるまで茹でこぼします。
(目安1～3回ほど。)

今回は、ざるを使って茹でこぼしました。

外皮と同様に、内皮・薄皮・種も、茹でこぼして苦味を取り除きます。

今回は、ざるを使って茹でこぼしました。

手順4の実から、外皮＋内皮・薄皮・種の重さの1/3量の果汁を絞ります。
今回のレモン量では40gの果汁が必要となりました

鍋に外皮＋内皮・薄皮・種の重さの4倍量の水と、手順9の果汁を入れ、触ってみて内皮や薄皮が溶けるまで、

ざるや濾し器を使って手順11を濾し、液体(ペクチン)を抽出します。
この際、外皮などは絞らないようにします。

今回のレモン量で、約60gのペクチンが抽出できました。

煮沸消毒した瓶などに入れて、ジャムを作る際などに利用します。