栗の渋皮煮

たっぷりの糖蜜を染み込ませた大粒の栗は、この季節ならではです。新栗であれば、尚更風味が増します。
このレシピの生い立ち
とても大粒で綺麗な栗を見つけたので、大好きな渋皮煮を作ってみました。
うっかり強火で煮立ててしまうと、すぐに煮崩れてしまうので初めはがっかりしていたのですが、甘味をたっぷり含んで柔らかいので、裏ごしして他のお菓子を作ることにしています。
栗の渋皮煮
たっぷりの糖蜜を染み込ませた大粒の栗は、この季節ならではです。新栗であれば、尚更風味が増します。
このレシピの生い立ち
とても大粒で綺麗な栗を見つけたので、大好きな渋皮煮を作ってみました。
うっかり強火で煮立ててしまうと、すぐに煮崩れてしまうので初めはがっかりしていたのですが、甘味をたっぷり含んで柔らかいので、裏ごしして他のお菓子を作ることにしています。
作り方
- 1
栗は鬼皮付きのまま、たっぷりの熱湯に40分程度浸す。
- 2
渋皮を傷つけないように気を付けながら、栗の鬼皮を剥く。少し傷がついても、一緒に炊いて大丈夫。
- 3
栗を鍋に入れ、ひたひたの水に重曹大匙1を加えて10分ほど沸騰させないよう穏やかに煮る。灰汁はこまめに掬う。
- 4
煮汁を捨て、流水にさらしながら、栗の表面の繊維質を指で優しくこすって落とす。取れなければ無理に剥がさない。
- 5
3と4を再度繰り返す。繊維質は大体剥がれる。
- 6
ひたひたの水で、弱火で10分ほど炊いて煮汁を捨てる。
十分に柔らかければ、時間を短縮する。 - 7
一つ食べてみて、えぐみはないか、十分に柔らかいか、重曹は抜けているかを確かめる。不十分であれば、適宜繰り返す。
- 8
再度鍋に栗とひたひたの水を張り、砂糖を加え、沸騰しないようにとろ火で砂糖の結晶を溶かす。
- 9
砂糖が溶けきったところで紙の落し蓋をして10分ほど炊いたら、落し蓋は取らずにそのまま冷ます。
- 10
再度とろ火で10分程度蜜を煮含め、蓋を取らずに冷まして半日ほど置き甘みを染み込ませる。
コツ・ポイント
出来る限り渋皮を傷つけないようにすると、煮崩れしにくくなります。崩れても、裏ごしして茶巾絞りや栗餡、モンブラン等にできるので、私自身はあまり気にしていませんが…。
煮溢す際、空気に触れさせないようにすることも、割れの防止になります。
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