大寒に…「玄米餅」

1年でもっとも寒い大寒前後に「寒餅」を搗く習慣がありますが、今年は玄米餅を作りました。ダイエット効果も期待できる餅です。
このレシピの生い立ち
落ち葉で堆肥を作り稲作栽培をしていた叔父さんに毎年、玄米をいただきます。でも病気で亡くなり最後に貰った玄米は、精米せず食べることにしました。栄養価の高い玄米餅は餅米で作った餅より少し硬くなりますが、焼いただけで何もつけずに食べても美味しい!
大寒に…「玄米餅」
1年でもっとも寒い大寒前後に「寒餅」を搗く習慣がありますが、今年は玄米餅を作りました。ダイエット効果も期待できる餅です。
このレシピの生い立ち
落ち葉で堆肥を作り稲作栽培をしていた叔父さんに毎年、玄米をいただきます。でも病気で亡くなり最後に貰った玄米は、精米せず食べることにしました。栄養価の高い玄米餅は餅米で作った餅より少し硬くなりますが、焼いただけで何もつけずに食べても美味しい!
作り方
- 1
玄米は、搗く予定日の1週間前に洗って水に浸けます。毎日、水換えをしますが…気温が高い場合は水替え回数を増やします。
- 2
もち米は、搗く予定の前夜に洗って…水に浸けておきます。玄米は、もしも発芽してもOKですが、水換え回数を増やすように。
- 3
洗った玄米はザルに入れて水切りします。もち米も別のザルで水切りをしておきます。
- 4
蒸し器に蒸し布をかけ、玄米を入れて30~40分、蒸します。そこに餅米を加え、さらに30分蒸します。
- 5
餅つき機に蒸した玄米ともち米を入れ30分ほど搗き、それからは「しゃもじ」を使い混ざるのを補助します。
- 6
ときどき熱湯を加えながら、粘りがでるまで混ぜ続けます。約1時間ほどで、餅らしくなります。
- 7
すし桶に餅粉または片栗粉を入れ、搗いた玄米餅を入れます。弁当箱に丸めた玄米餅を入れ押さえて形を整え並べて冷まします。
- 8
冷めた玄米餅は大きな密封容器に入れ、翌日に適当な厚さに切ります。切り餅にせずに…小さく丸めて「丸餅」を作ってもOKです。
- 9
切った玄米餅は、ラップで包んで乾燥を防ぎ、さらにビニール袋やフリーザーパックに入れ冷蔵や冷凍保存します。
- 10
自家製の無農薬栽培の小豆を使って、ぜんざいにしました。焼いて醤油餅にしたり、焼けた餅を熱湯にくぐらせ黄な粉餅も美味しい。
- 11
初めて玄米餅を作る場合…「つなぎ」の量を増やす方が作りやすくなります。大寒に搗けば気温が低く、カビにくくなります。
- 12
ダイエットには素焼きのまま食べると、噛む回数が多く満腹感が味わえます。玄米を使わず…白米と餅米で作る餅も美味しい。
コツ・ポイント
今回は「つなぎ」に餅米を使いましたが、量を少し増やし白米を使ってもできます。玄米だけでは、蒸す時間を長くしても、搗く時間を長くしても餅のようにならず「つなぎ」が必要です。切った切り口には、片栗粉か餅粉を付けておくと剝がれ易くなります。
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