若狭名物へしこ (鯖の糠漬け)

チャンコ・ラボ
チャンコ・ラボ @cook_40130052

初見は塩辛さ(所謂大辛)に面喰らうけど、何故か次が欲しくなる鯖の糠漬け(´д`)
工程は簡単、必要なのは時間だけ!飯友!
このレシピの生い立ち
糀を混ぜるやり方(コンカ漬け)もありますが、発酵が強く(たんぱく質の分解?)やや『なれ鮓』に近くなります。
食べ比べた好みでご判断を。

祖母の味・丹後・若狭・石川と食べ比べ、仕込みも体験した上で家庭向けに落とし込みました。

若狭名物へしこ (鯖の糠漬け)

初見は塩辛さ(所謂大辛)に面喰らうけど、何故か次が欲しくなる鯖の糠漬け(´д`)
工程は簡単、必要なのは時間だけ!飯友!
このレシピの生い立ち
糀を混ぜるやり方(コンカ漬け)もありますが、発酵が強く(たんぱく質の分解?)やや『なれ鮓』に近くなります。
食べ比べた好みでご判断を。

祖母の味・丹後・若狭・石川と食べ比べ、仕込みも体験した上で家庭向けに落とし込みました。

レシピを編集
レポートを見る
共有
共有

材料

5~6食分
  1. 1尾(半身2切れ)
  2. 塩(下漬け用) 大さじ3~5
  3. 使う道具
  4. 巻き簀 1本
  5. フリーザーバッグL寸 2袋
  6. ラップ 適量
  7. 輪ゴム(太めがよい)、紐など縛るもの 2つは必要
  8. 本漬け用糠床
  9. 100~120g
  10. 15~20g
  11. みりん 30cc
  12. 塩昆布 大さじ1
  13. 味の素 小さじ1/2
  14. 鯖を塩漬けにした際の浸出液 有るだけ
  15. 鷹の爪 2本

作り方

  1. 1

    まず、鯖選びについて極力脂のノリがいいものをオススメします。
    ノルウェー産などが良いです。
    発酵時に旨味の元となります。

  2. 2

    鯖の切身に塩をまぶします(塩鯖なら1切れにつき大さじ1.5、生なら大さじ2以上)。
    これをフリーザーバッグに密閉します。

  3. 3

    鯖を密閉したフリーザーバッグの上から巻き簀で締め付けて輪ゴムや紐で縛ります。
    冷蔵庫で1週間寝かせます。

  4. 4

    1週間の塩漬けが済んだ鯖を、汁と身に取り分けます。
    汁は次の工程で使いますので棄てない事!

  5. 5

    糠床の材料を鷹の爪以外混ぜます。
    水気が足りない場合は少しだけ足します。
    これを塩漬けにした鯖にどっさり付けます。

  6. 6

    糠を付けた鯖と唐辛子をラップに包み、密閉。
    これをさらにフリーザーバッグに密閉し、再度巻き簀で締め上げます。

  7. 7

    これを半年程、冷蔵庫(野菜室)で寝かせて完成です。
    浅漬けなら3ヶ月ほどです。
    この開始日のメモを貼り付けておきます。

  8. 8

    漬け上がったものを切り分け、糠を軽く落としグリルで焼いて食べます。
    生食の場合は半年以上漬ける事、また工程12参照。

  9. 9

    ※補足①
    安全のため冷蔵庫で寝かせるので熟成は遅めです。
    常温での放置(特に気温が高い時期)はしないようお願いします。

  10. 10

    ※補足②
    熟成具合は身の色が目安になります。
    3ヶ月⇒ほぼ元の色。
    半年以上⇒醤油漬けのように色付く。

  11. 11

    ※補足③
    3ヶ月漬けで7~8割程度味は出来上がります。
    以降、糠の風味が中まで深くなっていきます。

  12. 12

    ※お願い
    『魚類を調理する際の注意』をよくご確認下さい。
    (当レシピ内にCookpadのリンクがごさいます)

コツ・ポイント

小虫が糠に紛れないように仕込み時期は冬、糠は市販の煎り糠が良いと思います。
下漬けの塩は多めでも良いです(特に生鯖)、少ないと腐ります。

糠床は量多めです。鯖が2尾(半身4枚)まで間に合うくらいです。
基準として糠100gとしました。

レシピを編集
レポートを見る
共有
今日つくる
チャンコ・ラボ
チャンコ・ラボ @cook_40130052
に公開
実験感覚で調味の分量を探していく。ようこそおいで下さいました、隠れ家チャンコ・ラボへ。極力食べきりを目的に量は控えめな物が多いですが、各々で調整頂けるよう解説・分量はちゃんと書いていこうと思います。動画については撮影・編集の環境が整ってないため、導入してません(本当はそういうのも取り入れたいのですが…)好き勝手気の向くままなんで、定期掲載や目立った事もしません。あしからず(´ω`)
もっと読む

似たレシピ