上伊那に伝わる「おやき」

上農食文化
上農食文化 @cook_40404455

上伊那に伝わる恵比寿講に作られるおやきです。上伊那ではお米がよく取れたので、東北信のおやきと違って米粉で作るそうです。
このレシピの生い立ち
米粉のおやきは、通年で店で売られています。おやきといえば小麦粉で野菜を味付けした具が入っているものと若い世代は思っています。生徒は恵比寿講や米粉で作るおやきを初めて知り、初めて作り、初めて食べます。上伊那の食文化をここに記録しておきます。

上伊那に伝わる「おやき」

上伊那に伝わる恵比寿講に作られるおやきです。上伊那ではお米がよく取れたので、東北信のおやきと違って米粉で作るそうです。
このレシピの生い立ち
米粉のおやきは、通年で店で売られています。おやきといえば小麦粉で野菜を味付けした具が入っているものと若い世代は思っています。生徒は恵比寿講や米粉で作るおやきを初めて知り、初めて作り、初めて食べます。上伊那の食文化をここに記録しておきます。

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材料

15個分
  1. 小豆 250g
  2. 砂糖(上白糖) 200g
  3. 2~3g
  4. 米の粉 500g
  5. 熱湯 550cc
  6. 砂糖(上白糖) 50g

作り方

  1. 1

    小豆を洗ってたっぷりの水で柔らかくなるまでゆでる。柔らかくなったら水を捨て砂糖を入れる。

  2. 2

    途中で塩を入れ、焦がさないように煮詰める。木べらで混ぜたとき、小豆の煮汁が寄ってこなくなり、なべ底が見える
    くらいまで。

  3. 3

    あんこをまるめておく。

  4. 4

    米粉に熱湯を入れて菜箸で混ぜる。少し冷めたら手でこねる。ひとまとめにして手のひらくらいの形にする。

  5. 5

    熱湯でゆでる。浮いてきたら茹で上がり。ボールにとる。

  6. 6

    すりこ木棒でよくつぶす。この時さとう50gを入れる。冷めたら手でよくこねる。よくよくこねる。

  7. 7

    個数分に生地を分け、丸めて広げてあんこを包む。

  8. 8

    くっつかないフライパンで焦げ目がつくくらい両面焼いたら完成。

  9. 9

    11月1日にはがま口型のお餅を神棚にしんぜたそうです。恵比須様にたくさんお金を運んでもらうように。

  10. 10

    恵比寿講の日には恵比須様の好物のあんこをたっぷり入れたおやきをしんぜる(供える)のだそうです。

コツ・ポイント

地元の郷土料理伝承家の酒井さつき先生に毎年、教えていただきます。お餅の水加減と、包むところが生徒が難しいと感じるポイントです。上手に包むには熟練が必要だと生徒は酒井先生を尊敬します。

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長野県上伊那農業高等学校の食文化の授業で行った、上伊那の食文化の発掘と食文化の創造の成果をお伝えします。上伊那の食文化を聞き取りに行ったり、上伊那の新しい食文化のアイデアを、生徒の了承を得て、掲載しています。
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