【冷蔵発酵】ライ麦クロワッサン

細挽きのライ麦粉を20%入れた、外サクサク中しっとり系のクロワッサン。層の数は、16層と24層の2種類から選べる。
このレシピの生い立ち
ライ麦粉とヨーグルトの賞味期限の都合で放り込まれた。誕生経緯が雑。24層版をレシピに入れたのは、最後の折り込みが二つ折りだと生地が薄手になる=成形前伸ばしを少し楽にしたいのもある。
【冷蔵発酵】ライ麦クロワッサン
細挽きのライ麦粉を20%入れた、外サクサク中しっとり系のクロワッサン。層の数は、16層と24層の2種類から選べる。
このレシピの生い立ち
ライ麦粉とヨーグルトの賞味期限の都合で放り込まれた。誕生経緯が雑。24層版をレシピに入れたのは、最後の折り込みが二つ折りだと生地が薄手になる=成形前伸ばしを少し楽にしたいのもある。
作り方
- 1
■前提
細かい注意点は、下記のレシピを参考に。
ID:20574909 - 2
■その他補足
材料について
ID:20903073
夏の対策
ID:20795564
冬の対策
ID:20920709 - 3
◆折り込みの道具
・麺棒
・人工大理石の麺台
・3&5mm厚の棒(厚み確認用) - 4
◆液体の測り方
普通のパン程水分が多くないので、ブレが出やすいml(体積)で測らず、液体も重さで測って誤差をなくす。 - 5
◆作業日程
3日コース
1日目:デトランプ
2日目:折り込み・成形前の伸ばし
3日目:成形~焼成 - 6
準強力粉とライ麦粉に塩・砂糖を混ぜる。細かく切った生地用バターを入れ、手のひらですり合わせて粉チーズ状にする。
- 7
レンジで30~35度位に温めた牛乳とヨーグルトにイーストを振り入れ、2分位経ったら混ぜて溶かす。卵は別の容器で計量。
- 8
バターを混ぜた粉類に、イースト入りの牛乳+ヨーグルトと卵を注いでゴムベラで混ぜる。
- 9
大体混ざったら、手でボウルの中、または台に生地を出して、ずりずりとこすり付けるように1~2分捏ねる。
- 10
全体が均一になればOK。生地をまとめて丸くする。生地の温度が24~26度位あるか確認する。
- 11
油を塗った容器に入れて、生地が少し大きくなるまで発酵する。
30度20~30分。
夏は室温で20~30分。 - 12
冷蔵庫に入れる前に発酵時間を取ると、冷蔵発酵の成功率が上がる。冷蔵発酵についての詳細→ID:19586662
- 13
冷蔵発酵の具合は、季節・冷蔵庫の癖・生地温度で変化するので、自分の環境に合わせて調整する。
- 14
※2日目以降の工程は、3日コースを基本として紹介。冷やす時間をしっかりとるため、基本は3日がおすすめ。
- 15
■2日目
冷蔵庫で一晩冷蔵発酵後、生地が1.5倍に膨らんでいればOK。 - 16
生地の中央を十字に麺棒で押した後、縦長の長方形に伸ばす。冷凍庫で30分位、凍らない程度に冷却。
- 17
冷蔵庫から出したてのバターを5mm厚位に切り、ラップの上で薄力粉をまぶす。
※最初から柔軟性のあるバターは省略可能。 - 18
バターをラップに挟み、麺棒をぐっと押し付けて潰す。バターが潰れたら、粉がなじむように半分に畳む。
- 19
粉がしっかりなじんだら、厚さ5~8mmの四角に整えて完成サイズを計る。冷蔵庫で30分冷やす。
- 20
■折込
打ち粉を多めに振った滑りのいい台に生地を置き、バターの2倍位の長さになるように麺棒で調整。写真はやや長すぎ。 - 21
バター生地を生地の中央におく。生地の上下を折って、空気が入らないように包む。真ん中と両脇の生地をしっかりとじる。
- 22
麺棒を生地に押し付けて、2つの生地を密着させて馴染ませる。最初は麺棒を転がさず、ぐっと押し付けるように伸ばす。
- 23
全体を押し延ばしたら生地を裏返し、転がして伸ばす。伸ばす時は麺棒を押し付ける→転がして平らにならすと伸びやすい。
- 24
打ち粉で生地の滑りを良くし、時々生地の表裏を返しながら、横幅の3倍位の長さに伸ばす。厚みは4~5mm程度が目標。
- 25
伸ばした生地の上を1/4、下を3/4折る。逆でもいい。
- 26
さらに真ん中で生地を折って、四つ折りにする。麺棒を生地に押し付けて馴染ませる。
- 27
折り込み作業は、四つ折り1回&冷凍庫で冷却で1セット。冷やす時間は冷凍庫30〜60分を目安にするが、生地の温度で変わる。
- 28
冬→布巾を巻いて冷凍庫で30分。
他の季節→冷凍庫で40~60分。 - 29
折り込み2回目。休ませた生地の向きを90度変えて置き、生地の表裏に薄く打ち粉をまぶす。3倍位の長さに伸ばす。
- 30
◆ポイント
生地がベタつきで伸びにくい時は、すぐに冷凍庫で20~30分冷やす。冷やし過ぎたら冷蔵庫で10分追加で冷やす。 - 31
この後、三つ折り→二つ折りで24層になる。層が少なめが好みなら、もう一度四つ折りすると16層。
- 32
●三つ折りを選択
三つ折り後に1回目の折り込み後と同じ時間休ませる。 - 33
休ませた後に、また3倍位の長さに伸ばして二つ折り。多分途中で伸ばしにくくなるので、途中で冷凍庫に15~20分入れる。
- 34
この後は成形準備の工程へ。
- 35
●四つ折りを選択
2回目の四つ折りが完了したら、1回目の折り込み後と同じ時間休ませる。この後は成形準備から行う。 - 36
■成形準備
成形に備えて生地を伸ばすため、また冷凍庫で休ませる。目安は下記参照。
夏:80分
冬:30分~ - 37
休ませた生地を5mm~1cm程度に薄くする。打ち粉は三つ折りの時と同様、生地が上下にするする動く程度の量。
- 38
まずは伸ばしにくい横幅を伸ばす幅出し。縦横両方を伸ばし、最初は厚みを1cm弱にする。その後冷凍庫で15~20分休ませる。
- 39
生地の輪になった部分を包丁で切り開くのもあり。ここを切ると生地の抵抗が減るので、伸ばしやすくなる。
- 40
本来は薄くする前に切るが、厚いうちに切ると生地がずれて四隅に層の縞模様が出る事がある。切るのは生地を休ませる前でもOK。
- 41
再び横幅から伸ばし始め、その後に縦横両方を伸ばして5mm厚みにする。その後冷凍庫で15~20分休ませる。
- 42
冷凍庫で生地を平らな状態で保存できる場合は、ここで3~4mmまで伸ばしても大丈夫。保存中に歪みそうならやらない。
- 43
終わったら、翌日まで冷凍庫。解凍は冷蔵庫で40分+室温23度10分弱など、作業しやすい硬さに戻す感じで。
- 44
ちなみに5~6mm厚の市販のデニッシュシートの場合、解凍は25度で20~30分が目安との事。参考程度に。
- 45
夏場など、表面と中の温度差が大きくなる時期は冷蔵庫でじっくり溶かすか、仕上げに冷凍庫で15分生地を締める方がいい。
- 46
■3日目
ここから成形。休ませた生地を3~4mm厚に伸ばす。横幅は成形によるが、粉が100gでも15cm弱は欲しい。 - 47
打ち粉を使いながら、休ませた生地を縦20cm弱、厚さ3〜5mmに伸ばす。幅が狭いとミニクロワッサンになる。
- 48
伸びにくくなってきたら、焦らず冷凍庫で15~20分休ませる。まず厚さ5mm、次に3mmという具合に伸ばすと無理がない。
- 49
もっとも、小麦粉のみの生地と全く同じようには行かないかも。もし何回冷やしても伸びにくいなら、無理しないでいい。
- 50
伸ばした生地は、切る前に冷凍庫15分かけて冷やす。バターが溶けていなくても、柔らかい生地は包丁だと断面が潰れやすい。
- 51
半解凍の冷凍パイシート程度に冷えている生地なら、断面がスパッと綺麗に切れる。
- 52
クロワッサン成形。高さ16~18cm、底面7~8cm位の三角形に切る。底面に1.5~2cmの切込みを入れる。
- 53
底辺を片手で押さえ、もう片手で挟んで付け根→先端まで滑らせるようにして軽く伸ばす。
- 54
切り込みの部分を三角に折り返して芯を作り、隙間なく巻いていく。ちなみに生地を伸ばす作業は、1~2cm伸ばす程度で行う。
- 55
転がす時の力は軽くコロコロという感じ。巻き終わりの先端は下に来るようにする。
- 56
オーブンの発酵機能で30度10分+庫内放置80分以上。生地が2倍になるまで。庫内を温めて放置する感じ。
- 57
出来るだけ28度近くで発酵したいので、30度発酵の時間は室温に応じて調整。寒いと庫内を10分で温めるのは無理。
- 58
室温15度以下なら、30度30分+放置30分を繰り返して発酵。写真は合計110分で発酵完了。温度計を庫内に入れると楽。
- 59
◆ポイント
発酵する時、スチーム噴出口に近い上段は30度10分の設定でもバターが溶ける。二段焼きの場合にはまりやすい罠。 - 60
完了目安はつついた生地がへこみ、ゆっくり戻る。層の境界線がくっきりするなど。発酵不足は、焼成でバター漏れの原因になる。
- 61
240度に予熱したオーブンを220度に下げて7〜8分、さらに180度2〜3分焼く。バター漏れは出来るだけ少ない方がいい。
- 62
断面図。途中で生地の端が破れる位にバターが緩くなったので、あんまりよくはなかった。食べると柔らか系。
コツ・ポイント
ライ麦粉が小麦粉より水を吸ってるかも知れないので、水分は減らさない方が無難。逆に増量は出来るかも?ライ麦比率は変えてもいいが、ライ麦粉+準強力粉の総量を変えないように注意。ヨーグルトは砂糖入りでも可。ゼラチンや寒天入りは保障しない。
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