【冷蔵発酵】バリザク・ライ麦クロワッサン

ライ麦30%配合。クロワッサンの皮を被ったライ麦パン。噛み応えの中に、何故かうっすらチーズ味。そして何故か減塩可能。
このレシピの生い立ち
無計画に作ったミルクポーリッシュ種とライ麦粉の余りの消費。
21/6/11 発酵を早くしたい時のために、材料欄にイーストを追記。
【冷蔵発酵】バリザク・ライ麦クロワッサン
ライ麦30%配合。クロワッサンの皮を被ったライ麦パン。噛み応えの中に、何故かうっすらチーズ味。そして何故か減塩可能。
このレシピの生い立ち
無計画に作ったミルクポーリッシュ種とライ麦粉の余りの消費。
21/6/11 発酵を早くしたい時のために、材料欄にイーストを追記。
作り方
- 1
■前提
細かい注意点は、下記のレシピを参考に。
ID:20574909 - 2
■その他補足
材料について
ID:20903073
夏の対策
ID:20795564
冬の対策
ID:20920709 - 3
◆折り込みの道具
・麺棒
・人工大理石の麺台
・3&5mm厚の棒(厚み確認用) - 4
◆液体の測り方
普通のパン程水分が多くないので、ブレが出やすいml(体積)で測らず、液体も重さで測って誤差をなくす。 - 5
◆作業日程
4日コース
1日目:ポーリッシュ種
2日目:デトランプ
3日目:折り込み・成形前の伸ばし
4日目:成形~焼成 - 6
時間がとてもかかるので、短縮できそうな所は端折っていい。デトランプを芯まで冷やす時間は優先対象。その方が折り込み中に楽。
- 7
■1日目
ミルクポーリッシュ種を下記レシピ通りに作っておく。
ID:21852487 - 8
粉類・発酵種・塩をボウルに入れ、水を注ぐ。最初はゴムベラで混ぜ、まとまってきたら手で捏ねる。もし冷水にしてもセーフ。
- 9
粉っぽい所がなくなったらラップに包み、生地温度が21度程度あるか確認。冷蔵庫で一晩冷蔵発酵。
- 10
■2日目
冷蔵庫で一晩冷蔵発酵後、生地が1.2〜5倍に膨らんでいればOK。 - 11
生地の中央を十字に麺棒で押した後、縦長の長方形に伸ばす。冷凍庫で30分位、凍らない程度に冷却。
- 12
冷蔵庫から出したてのバターを5mm厚位に切り、ラップの上で薄力粉をまぶす。
※最初から柔軟性のあるバターは省略可能。 - 13
バターをラップに挟み、麺棒をぐっと押し付けて潰す。バターが潰れたら、粉がなじむように半分に畳む。
- 14
粉がしっかりなじんだら、厚さ5~8mmの四角に整えて完成サイズを計る。冷蔵庫で30分冷やす。
- 15
■折込
打ち粉を多めに振った滑りのいい台に生地を置き、バターの2倍位の長さになるように麺棒で調整。 - 16
バター生地を生地の中央におく。生地の上下を折って、空気が入らないように包む。真ん中と両脇の生地をしっかりとじる。
- 17
バター生地を生地の中央におく。生地の上下を折って、空気が入らないように包む。真ん中と両脇の生地をしっかりとじる。
- 18
麺棒を生地に押し付けて、2つの生地を密着させて馴染ませる。最初は麺棒を転がさず、ぐっと押し付けるように伸ばす。
- 19
全体を押し延ばしたら生地を裏返し、転がして伸ばす。伸ばす時は麺棒を押し付ける→転がして平らにならすと伸びやすい。
- 20
打ち粉で生地の滑りを良くし、時々生地の表裏を返しながら、横幅の3倍位の長さに伸ばす。厚みは4~5mm程度が目標。
- 21
伸ばした生地の上を1/4、下を3/4折る。逆でもいい。
- 22
さらに真ん中で生地を折って、四つ折りにする。麺棒を生地に押し付けて馴染ませる。
- 23
折り込み作業は、四つ折り1回&冷凍庫で冷却で1セット。冷やす時間は冷凍庫30〜60分を目安にするが、生地の温度で変わる。
- 24
冬→布巾を巻いて冷凍庫で30分。
他の季節→冷凍庫で40~60分。 - 25
折り込み2回目。休ませた生地の向きを90度変えて置き、生地の表裏に薄く打ち粉をまぶす。3倍位の長さに伸ばす。
- 26
この時、生地の輪になった部分を包丁で切り開く。輪が力に耐えきれないのか、側面に大穴が開いたため。途中からでも可能。
- 27
◆ポイント
生地がベタつきで伸びにくい時は、すぐに冷凍庫で20~30分冷やす。冷やし過ぎたら冷蔵庫で10分追加で冷やす。 - 28
2回目の四つ折りが完了したら、1回目の折り込み後と同じ時間休ませる。
- 29
休ませた後に、また3倍位の長さに伸ばして二つ折り。多分途中で伸ばしにくくなるので、途中で冷凍庫に15~20分入れる。
- 30
■成形準備
成形に備えて生地を伸ばすため、また冷凍庫で休ませる。目安は下記参照。
夏:80分
冬:30分~ - 31
休ませた生地を5mm~1cm程度に薄くする。打ち粉は折り込みの時と同様、生地が上下にするする動く程度の量。
- 32
まずは伸ばしにくい横幅を伸ばす幅出し。縦横両方を伸ばし、最初は厚みを1cm弱にする。その後冷凍庫で15~20分休ませる。
- 33
再び横幅から伸ばし始め、その後に縦横両方を伸ばして5mm厚みにする。その後冷凍庫で15~20分休ませる。
- 34
冷凍庫で生地を平らな状態で保存できる場合は、ここで4mmまで伸ばしても大丈夫。保存中に歪みそうならやらない。
- 35
終わったら、翌日まで冷凍庫。解凍は冷蔵庫で40分+室温23度10分弱など、作業しやすい硬さに戻す感じで。
- 36
ここから成形。休ませた生地を4mm厚に伸ばす。横幅は16cmは欲しい。
- 37
打ち粉を使いながら、休ませた生地を縦40cm弱、厚さ4〜5mmに伸ばす。幅が狭いとミニクロワッサンになる。
- 38
伸びにくくなってきたら、焦らず冷凍庫で15~20分休ませる。まず厚さ5mm、次に4mmという具合に伸ばすと無理がない。
- 39
小麦粉のみの生地と全く同じようには行かないと思う。もし何回冷やしても伸びにくいなら、無理しないでいい。
- 40
伸ばした生地は、切る前に冷凍庫15分かけて冷やす。バターが溶けていなくても、柔らかい生地は包丁だと断面が潰れやすい。
- 41
半解凍の冷凍パイシート程度に冷えている生地なら、断面がスパッと綺麗に切れる。
- 42
クロワッサン成形。高さ16~18cm、底面7~8cm位の三角形に切る。底面に1.5~2cmの切込みを入れる。
- 43
底辺を片手で押さえ、もう片手で挟んで付け根→先端まで滑らせるようにして軽く伸ばす。
- 44
切り込みの部分を三角に折り返して芯を作り、隙間なく巻いていく。ちなみに生地を伸ばす作業は、1~2cm伸ばす程度で行う。
- 45
転がす時の力は軽くコロコロという感じ。巻き終わりの先端は下に来るようにする。
- 46
オーブンの発酵機能で30度10分+庫内放置110分以上。生地が2倍になるまで。庫内を温めて放置する感じ。
- 47
イーストが少ないので、常時28度近く保ちたい。30度発酵の時間は室温に応じて調整。寒いと庫内を10分で温めるのは無理。
- 48
写真は夏に25~28度で発酵。室温15度以下なら、30度30分+放置30分を繰り返して発酵。温度計を庫内に入れると楽。
- 49
◆ポイント
発酵する時、スチーム噴出口に近い上段は30度10分の設定でもバターが溶ける。二段焼きの場合にはまりやすい罠。 - 50
完了目安はつついた生地がへこみ、ゆっくり戻る。層の境界線がくっきりするなど。発酵不足は、焼成でバター漏れの原因になる。
- 51
240度に予熱したオーブンを220度に下げて12分焼く。残り2~3分だけ180度でもOK。バター漏れは少ない方がいい。
- 52
断面図。ライ麦が30%にしては、気泡が大きい気もする。食べると歯応えが強く、後味に焼いたチーズのような風味がある。
- 53
こちらは三つ折り3回。小麦粉のミルクポーリッシュ種を粉1:乳製品2のヨーグルト種に変更。歯切れはいいがよく噛む。
- 54
歯応えが出過ぎるのが嫌な場合、まずは水の一部を卵25gに変更すれば相当変わると思う。
- 55
少なくとも写真のイースト使用のホットビスケットは、そこそこ柔らかい食感になっている。
- 56
歯応えは時間経過(翌日以降に食べる)の影響もあるかもしれない。いずれにしても、嫌なら卵を追加する。
- 57
◆余談
イーストを追加する時は、水に溶かしておくと綺麗に混ぜやすい。発酵の短縮は、150分が120分になるかも位。
コツ・ポイント
塩の量は、粉の総量200gに対して1~2%の範囲で調整。ライ麦がグルテンを作らないので、薄力粉は入れない。折り込み数はお好みで変更可能。伸ばす時は4mm未満に薄くしようとさえしなければ、折込中の注意点は普通のクロワッサンと大体同じ。
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