白黒名古屋ういろう

和菓子といっても、駄菓子屋さんで売られている三角ういろうを目指して作りました。
このレシピの生い立ち
モンゴルから来てくださっていた技能実習生が帰ることになり、何か日本のお土産を買いたいけど?と相談を受けたので名古屋名物のういろうの作り方を教えてあげたら、モンゴルへ帰って皆さんが喜んでくれる最大のお土産になるのではないかと教えてあげました。
作り方
- 1
まず、白・黒ともにそれぞれの必要な材料を用意します。蒸して仕上げるので、生地を流す型が必要です。この場合は陶器製です。
- 2
あらかじめ、熱湯(400㏄)を用意しておきます。まず白から。水に粗製糖を溶かし甘みをつけます。それから薄力粉を混ぜます。
- 3
だまにならないように、よくかき混ぜます。
- 4
ついでに、ボールの周りに残っている小麦粉の残りをゴムベラでそぎ落とし、完全に溶かします。
- 5
この時点で、熱湯を加え、よく混ぜます。そうすると、トロ~ンととろみがついてきますので、この状態にして下さい。
- 6
陶器の型4本に生地を流し込んでいきます。
- 7
全部流し込んだところです。
- 8
あらかじめ、熱しておいた蒸し器にふたをして入れ、約15分間強火で蒸します。
- 9
4本とも蒸しあがったところです。
- 10
次に、黒をとりかかります。水に黒糖を溶かし、よく混ぜます。
- 11
薄力粉を混ぜ、よく溶かします。
- 12
白いのと同じように、周りに小麦粉が残っていたら、そぎ落としてきれいに溶かします。
- 13
この時点で、熱湯を投入し、よくかき混ぜます。
- 14
白と同様、4本の型に生地を流し込んでいきます。
- 15
2本しか入りません。
- 16
白と同じく、強火で約15分間蒸します。
- 17
蒸しあがって粗熱をとり冷蔵庫で冷たくなるまで2~3時間冷やします。そのあと型から取る時スプーンを使い指で触らないように。
- 18
白黒それぞれ4等分したところです。
- 19
白黒1切ずつ組み合わせてラップに包むときも使い捨てビニール手袋を使って、指で直接触らないように。
- 20
このように市松模様にも並べられます。
コツ・ポイント
プロの方に教えていただいた時、水をわざわざ分けずに600㏄で混ぜそれを鍋に入れてトロンとなるまで煮混ぜるということですが、一部が固まったりして難しくうまくいかないので、別に熱湯を沸かして加えるとすごく簡単にトロンとした状態になりました。
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