はっさくピール(夏みかんやオレンジでも)

皮自体の持ち味を、しっかりと残したレシピです。
このレシピの生い立ち
下茹でで何度も煮こぼすレシピが多いですが、皮自体の美味しさも流れてしまいます。これは、皮の美味しさを活かすレシピ。
苦味や渋味の大半は、一番外側の硬い部分にあります。その部分を削ることで、何度も煮こぼさなくても、食べやすい味に落ち着きます。
作り方
- 1
ハッサクの皮をむく。包丁で切れ目を入れておくと綺麗にむける。
- 2
外側の皮を削る。ピーラーなどで削ってもいいですが、おろし金で削ると楽にできます。削りすぎにご注意を。
- 3
鍋に皮を並べ、ひたひたの水を入れて中火にかける。
- 4
皮が浮き上がるので、一回り小さい鍋ブタなどで落し蓋をする。重めのフタがおすすめです。
- 5
沸騰してから10分ほど弱火で炊いて皮が柔らかくなれば、火から外して水にさらす。
- 6
1時間ほど水にさらした後、1cm幅に切り分ける。切り分けた皮の重さと、同量の砂糖を用意する。
- 7
切り分けた皮と、砂糖の三分の一を鍋に入れ、弱火にかける。
- 8
皮から水が出てくるので、そのまま20分ほど炊く。
- 9
砂糖の三分の一を入れ、鍋をあおる。(箸やヘラで混ぜると皮が崩れるので、鍋をあおって混ぜる)
- 10
更に20分、弱火で炊く。均等に火が回るよう、必要に応じて鍋をあおる。
- 11
砂糖の残り三分の一を入れ、鍋をあおる。
- 12
更に20分ほど炊き、皮に透明感が出てきたら炊きあがり。
- 13
ザルにあけ、蜜(煮汁)を落とし、粗熱を取る。(蜜も美味しいので、捨てずにご活用ください)
- 14
温かいうちに、グラニュー糖をまぶす。
- 15
ザルでふるい、余分なグラニュー糖を落とす。
- 16
網やオーブンシートなどに重ならないように並べ、1日ほど陰干しをすれば完成。
コツ・ポイント
輸入品など農薬やワックスの心配がある果実は、避けたほうが安心です。
アルミの鍋はさけ、ステンレスやホーロー製の鍋を使ってください。アルミ鍋は、柑橘類の酸でダメージを受けます。
切り分けてから下茹ですると、味が抜けやすくなるのでご注意を。
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