家庭用包丁で作る生食サンマ(刺身~酢〆)

魚料理がちょっと苦手な人でも、簡単に作れるように、さばき方の手順を考えてみました。塩焼きに飽きたら、刺身~酢〆が、お奨め(^^)v
このレシピの生い立ち
締め方や時間は 亀山湖湖畔亭のマスターに教えてもらいました。
さばき方は 3枚おろしが苦手な人向けに、ボクが考えたオリジナルです。
作り方
- 1
サンマの首の部分、ちょうど胸ビレの真上あたりから背骨にガリッっと当るまで、切込みを入れる。
- 2
肛門から胸ビレの下までお腹を裂きます。
- 3
サンマの首をポキッっと腹の方向に折り曲げると頭と内臓が一緒に取れる。後は キレイに流水で洗う。
- 4
まずは右側の身。腹を手前、尾を左にして、肛門の所から、骨の上をグサッっと背中まで貫通させて、尾の方向、写真5のように切る。
- 5
今度は 背を手前、尾を右にして、頭方向に下ろします。
- 6
次は 左側の身!尾を左、背を手前にして尾から4cmくらい(目分量でよい)から、包丁を入れ、反対側まで貫通させる。写真7のようにおろす。
- 7
- 8
包丁の上に手を添えて(写真参照)骨の上を おろす。なれれば 一気に出来るよ(^^)v
- 9
3枚に下ろしたら、腹骨をすき取る。最初は 包丁を反対に握り、歯を上側に向けて中心あたりから身と骨の間に切り込みを入れる。
- 10
次に 普通に包丁を握り手前の方から腹骨をすき取ります。
- 11
腹骨を取り除いたら、強めに塩して、バット等の容器に入れて、冷蔵庫で20分〆、水が出てきたら、次は 塩を流水でサッと洗い流して、キッチンペーパー等で、水分を良く拭取る。本当は 酢か酒で洗うのですが、水でも、そんなに味には影響ないです。
- 12
次は 冷蔵庫で10分酢に漬け込んでから、よく酢を拭取り、手で皮を剥く!頭方向からでも、尾の方向からでも良い。尾の方向から剥く時は 先端を1cmほど切るとやりやすいよ!皮は 切れやすいので丁寧に。
- 13
実は まだ身の真ん中付近に小骨が残っている。この骨を切断するイメージで、包丁を寝かせて斜めに削ぎ切る。切る時は 骨っぽいが、食べると気にならないぞ!どうしても気になる人は 酢〆がお奨め(行程15)
- 14
皿に盛り付ければ出来上がり。
塩と酢で〆ていますが、これは 味付けの為ではなく、殺菌のためと身を引き締めて食感を良くする為です。酢と塩の味は 目立たないので、お刺身感覚で食べられます。 - 15
酢でもっと完全に〆たい場合は 12の行程で酢に砂糖を加え3時間程漬け込むと酢〆になり酸味のきいた味になります。11の行程で塩で〆る時間を長くすると、中まで白く〆り保存も効きますが、味は 落ちます。
- 16
写真は 酢〆1人前、安売りサンマ、1本70円でした。
- 17
動画もアップしました⇒https://www.youtube.com/watch?v=Dfz2FV3aZHc
コツ・ポイント
刺身用と書いてあっても、中には鮮度が???な物も有るので、〆れば安心して食べられます。サンマは 身が柔らかい魚なので、ちょっとだけ〆ると食感が良くなります。このレシピの下ろし方は 本格的な物では ありません。慣れてる人は 普通に下ろしてください。3枚下ろしが始めての人は 骨にたくさん身が残っちゃうかも知れないけど、安いお魚ですし、良い練習になるので、是非 挑戦してみて下さい。
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