冷凍梅で梅干し

梅干しには不向きと言われる冷凍梅でも梅干しが作れます
減塩タイプでやや甘め、常温保存可能
蜂蜜の代わりに砂糖でも
このレシピの生い立ち
タイミングが悪くて生梅の時期を逃してしまったときに、冷凍梅で作れないかと試してみました
難点は青梅なので色が良くない、特に赤紫蘇を入れるとドス黒くなる事ですが、冷凍ものは年中買えるので慣れれば時期を問いません
数年分の画像を載せています
冷凍梅で梅干し
梅干しには不向きと言われる冷凍梅でも梅干しが作れます
減塩タイプでやや甘め、常温保存可能
蜂蜜の代わりに砂糖でも
このレシピの生い立ち
タイミングが悪くて生梅の時期を逃してしまったときに、冷凍梅で作れないかと試してみました
難点は青梅なので色が良くない、特に赤紫蘇を入れるとドス黒くなる事ですが、冷凍ものは年中買えるので慣れれば時期を問いません
数年分の画像を載せています
作り方
- 1
使用する容器・道具はよく洗って乾かす
容器は焼酎で内部もフタも拭く
食品用のアルコールを吹き付けてもいい - 2
冷凍梅は元は固い青梅ですが、冷凍の作用で組織が柔らかくなっています
取り扱いは慎重に - 3
凍った梅を常温の水に浸ける
3分ほど経つとくっついた梅が離れてくるので作業にかかる - 4
ヘタをとり、キズなどの状態の悪い物は取り除く
品種や加工方法によってはヘタの無い物もあります - 5
まだ芯が凍っている状態で作業して下さい
完全に溶けると扱いにくくなるので注意 - 6
半解凍になると梅同志がくっついたりします
無理に剥がすと皮がやぶれるので注意
常温の水に浸けると離れます - 7
容器に水気を切った梅を入れて、塩を入れる
交互にする必要はありません
上から全部でいいです - 8
はちみつを加える
ボツリヌス菌が心配とのご意見を頂きました
砂糖でも構いません
100~120g使って下さい - 9
酢を入れる
梅が液体から出ているとその部分が傷んで常温保存できなくなるので、出来るだけ全体が浸かるようにして下さい - 10
梅の大きさや容器の形状によって変わりますが、梅1㎏あたり大体500㏄~800㏄ほど使います
- 11
←梅2㎏で酢が1500㏄入りました
梅が大きいと隙間も大きくなるので多くの酢が必要です - 12
フタをして冷暗所に置き、最低でも1ヶ月寝かせます
土用干しをしないなら3ヶ月後から食べられますが、長く置く方が美味です - 13
皮が弱いので重しはしません
結露が出るのでしばらくは下に新聞紙やタオル等を敷いて下さい - 14
赤紫蘇が出回ってきたらその時に追加して下さい
ただし青梅なのできれいな色にはなりにくく、うちはあまり入れません - 15
漬け込んで1ヶ月以上経てば土用干しができますが、もし冬場なら無理をせずに春以降まで待つ方が良いと思います
- 16
土用干しをするなら潰さないように慎重に取り出して下さい
- 17
バットやザルに並べて干す
梅酢もホコリが入らないようにして日光に当てる - 18
ホコリ除けのためにネットを被せています 都心で煤煙の心配もあるので
洗濯ネットを使っています - 19
2~3日乾かしてから梅酢に戻す
蒸発などで梅酢が減っていたらしっかり浸かるように酢を足して下さい - 20
再度冷暗所で寝かせる
2ヶ月後から食べられますがお好みで
我が家は半年以上寝かせます - 21
完成品です
色はあまり良くないですが、ちゃんと梅干しの味になります
ふっくらとして、とても柔らかいです - 22
梅酢から出したら冷蔵庫で保存してください
梅酢に漬けたままなら常温保存できます - 23
こちらは赤紫蘇を加えて漬けたものです
- 24
普通の梅干しと較べるとやはり色が良く無いですね
- 25
手順など良ければこちらも参考にして下さい
はちみつ入り減塩梅干し
レシピID : 18312057
常温保存できます - 26
カビが出たときはこちらをご参考に→
私自身はカビを出したことが無いのですが、昨今の気候では今後はわかりませんね - 27
カビの対処方法と佃煮の手順です
梅干しにカビが出たら…
レシピID : 18443321 - 28
こちらは「露茜」という品種の梅です
青梅の段階でこんなに赤い色をしています - 29
「露茜」が左側、右は「南高梅」です
「露茜」は大きくて柔らかい梅干しになりましたが、皮が破れやすく扱いに気を使います - 30
味は南高梅より酸味が強いです
梅干しには生でも冷凍でも南高梅の方が作りやすいと思います - 31
あっぷるあさい様
つくれぽ感謝です
コツ・ポイント
冷凍梅は皮がとても柔らかいので、優しくそっと扱って下さい、不思議な事に梅干しになると幾分皮がしっかりします
冷凍で組織がもろくなるので、早い時期から液体の中に浸けています
重しができないので、常に梅酢に浸かっている状態を保つことが必要です
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