自家製【梅干し】

完熟梅・樹熟梅を使って漬けた“梅干し”の漬け方です。初めての方は、梅2~3kg程度からお試しを。美味しい梅干しにな~れ♡
このレシピの生い立ち
母に習って漬け始めた梅干し。以後得た情報ををプラスしながらできた、私の梅干しの作り方。毎回メモを見て作っています。覚書として載せます。減塩に挑戦した時とまだ青いうちに漬けてしまった時以外は、何のトラブルもなく完成しています。
自家製【梅干し】
完熟梅・樹熟梅を使って漬けた“梅干し”の漬け方です。初めての方は、梅2~3kg程度からお試しを。美味しい梅干しにな~れ♡
このレシピの生い立ち
母に習って漬け始めた梅干し。以後得た情報ををプラスしながらできた、私の梅干しの作り方。毎回メモを見て作っています。覚書として載せます。減塩に挑戦した時とまだ青いうちに漬けてしまった時以外は、何のトラブルもなく完成しています。
作り方
- 1
漬ける容器は、塩や酸に強いものがいい。重石は、梅の重量とほぼ同じものと、軽いものとを用意する。(私は9kgと1.5kg)
- 2
容器・押しぶた・重石は煮沸消毒またはよく洗って天日で干して乾かしたあと、焼酎をしみ込ませた布巾で拭く。
- 3
タライなどに水をはり梅を入れる。やさしく丁寧に転がすようにして洗う。 (私は流しに栓をして、水をはり洗います)
- 4
清潔なふきんやタオルに梅を一つずつ取り丁寧に水分を拭き取り、同時に竹串でヘタを取る。 傷のある梅は取り除く。
- 5
ボウルに焼酎を入れ、梅を少しずつ入れては両手で転がしながらまぶしつけて、ザルにあげていく。
- 6
塩をボウルに入れる。まず漬物容器の底に塩を軽くふり、梅を少しずつボウルに入れ塩をまぶしつけてから、容器に敷き詰めていく。
- 7
梅を全部入れたら、残りの塩を上にふって、押しぶたをし、重石をのせて焼酎をしみ込ませた布巾で容器のふちを拭いて消毒する。
- 8
ビニールで覆い紐をかけ、ほこりなどが入らないようにする。さらに蓋をするか新聞紙で覆って、日の当たらない涼しい場所に置く。
- 9
2~3日ほどで白梅酢が押しぶたの上まで上がってくるので、重石を軽くする。赤しその葉が手に入るまで、このまま待つ。
- 10
赤しその葉を摘んでよく洗いザルにあげ、手で振って水気を飛ばし、更にタオルなどに広げて挟み、叩くなどして水気をよく取る。
- 11
嵩張るのでポリ袋等に入れ、塩の半分強をふってギュッギュッと力強く揉んで、しんなりしてアクが出て泡立ってくるまでよく揉む。
- 12
一度きつく絞ってアクを捨て、残りの塩を入れ、もう一度よく揉む。しぼり汁が綺麗な赤紫色になれば、きつく絞りアクを捨てる。
- 13
白梅酢を梅がひたひたに浸かるくらい残して取り出し、別の容器に保存する。絞った赤しその葉をほぐして、梅の上に敷き詰める。
- 14
押しぶたをのせてギュッと押し、軽い重石をのせる。(重すぎると梅に色がつかない。常に梅が浸かってる程度でOK)
- 15
8と同様にビニールをかぶせ蓋をする。土用干しまで涼しい場所に置く。これから毎日観察してカビなどないかチェックする。
- 16
土用干しをする。7月下旬の晴れた日が続く頃、赤しその葉をよく絞ってザルに広げる。梅も取り出し重ならないように並べる。
- 17
梅は昼は日光に当て、夜は夜露に当てる。時々ひっくり返しながらまんべんなく日光に当て3日3晩干す。
- 18
赤しその葉は、1日天日に干して半乾きの状態で保存する。3日目に、赤梅酢も容器ごと1日天日に当てる。
- 19
3日目夕、まだ赤梅酢が温かいうちにガラス瓶に梅を入れ、赤梅酢をひたひたより少なめに戻し入れる。(余った赤梅酢は保存する)
- 20
上部を赤しその葉で覆い冷暗所で保存する。3か月後くらいから味がなじんできますが、美味しく食べれるのは1年後くらいです。
- 21
※漬けてる途中でカビがでたらまず重石と押しぶたを消毒して、焼酎で消毒したスプーンで毎日こまめにすくい取る。土用干しまで。
- 22
※梅酢を瓶に入れ保存しておけば、白梅酢は、おにぎりを握る時の手水に、赤梅酢は、しば漬けなどに使えます。
- 23
※梅干しを食べた後や保存しなかった赤しそは、カラカラになるまで広げて天日干して、ミキサーにかければ“ゆかり”になります。
- 24
※工程10
赤しそを洗った後、洗濯ネットに入れて3分脱水にかけ、ネットのまま風通しの良い日陰で2時間程干す方法でもOK。
コツ・ポイント
完熟梅・樹熟梅なので、水に浸けてのアク抜きはしません。水気は完全に拭き取ること。容器などの消毒を怠るとカビ発生の原因になります。 傷のある梅はカビの原因になるので取り除き、ジャムにしてください。 赤しそは、土用干しまで随時足してOK。
似たレシピ
その他のレシピ