【幕末おもてなし料理】煎り酒で湯引き鯛

防府市明治維新150 @cook_40282338
お醤油の替わりに江戸時代中期まで使われていたすっきりとした風味の煎り酒を作りました。参考文献『料理物語』(1643)
このレシピの生い立ち
慶応2年に防府市三田尻で長州藩主と英国キング提督らが会見した際に双方がおもてなしした御献立が『英国人三田尻渡来一件』に記載されています。その御献立を「家庭でも作れる日英饗応料理」として防府市生活改善実行グループ連絡協議会が再現したものです。
【幕末おもてなし料理】煎り酒で湯引き鯛
お醤油の替わりに江戸時代中期まで使われていたすっきりとした風味の煎り酒を作りました。参考文献『料理物語』(1643)
このレシピの生い立ち
慶応2年に防府市三田尻で長州藩主と英国キング提督らが会見した際に双方がおもてなしした御献立が『英国人三田尻渡来一件』に記載されています。その御献立を「家庭でも作れる日英饗応料理」として防府市生活改善実行グループ連絡協議会が再現したものです。
作り方
- 1
うろこを取り、三枚におろし、小骨を抜きます。
- 2
氷水を準備します。
- 3
まな板に皮目を上にしておき、ふきん又は、ペーパータオルをかぶせます。
- 4
まな板を斜めにして、熱湯をさっとかけます。
- 5
熱湯で皮がきゅっと縮んだら、氷水に入れ冷やし、さっと取り出します。
- 6
ペーパータオル等で鯛の水気を十分に取ります。
- 7
包丁で刺身に切ります。
- 8
【煎り酒】鍋に日本酒を入れて、梅干を箸で細かくくずしながら火にかけます。
- 9
【煎り酒】沸騰したらかつおぶしを入れます。
- 10
お酒が3分の2になるまで煮つめて火を止めます。
- 11
かつおぶしと梅干をこして冷まします。
コツ・ポイント
「湯引き鯛」の「湯引き」とは、熱湯を通してすぐに冷やすことです。
「煎り酒」は、地酒を使用して、郷土の風味にしました。弱火でお酒が黄金色になるまで煮つめることがポイントです。
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