干し柿 失敗しない(黒くならない)

黒くならないオレンジ色のまま甘く仕上げた干し柿。
このレシピの生い立ち
以前山梨に行った時に吊るしてある干し柿を見てあまりの綺麗さに衝撃を受け、研究してて色々と試して今に至りました。
干し柿 失敗しない(黒くならない)
黒くならないオレンジ色のまま甘く仕上げた干し柿。
このレシピの生い立ち
以前山梨に行った時に吊るしてある干し柿を見てあまりの綺麗さに衝撃を受け、研究してて色々と試して今に至りました。
作り方
- 1
甲州百目、蜂屋柿で大きいのが特徴です。
※どの渋柿でも作り方は同じです。
注意点は柿サイズで工程は短縮します。 - 2
まずヘタ側を包丁で平らに切りとる。
次にピーラーで肩の部分をぐるっと一周取ってから皮を全部剥きます。 - 3
鍋に柿が浸る量を加熱します。
沸騰したら10秒から20秒湯通します。経験上20秒の方が乾拭きしなくていいと感じました。 - 4
そのまま吊してひとまずは完了。
二個でひとつとして結びました。 - 5
1週間から10日後を目安にして縦揉みして繊維をほぐしていきます。
無理はせずに全体に行います。
※押し潰れ注意 - 6
完全にほぐれた状態から毎日軽く揉み、人差し指と中指で縦に撫でます。毎日です。
※14写真 - 7
完全に中が柔らかくなった頃に揉みすぎて中身が出できてしまった干し柿の最初の楽しみ方は完熟干し柿としてヨーグルトやパンに!
- 8
全体的に柔らかくなればヘタ付け根からも揉みます。
- 9
徐々に水分抜け始め表面硬くなってきます。
表面に糖分のぶどう糖が出くるので粗めのホウキを使いヘタから下へ縦に撫でる(朝方 - 10
天気が良ければ1日でここまで白くなります。
朝の指2本の縦撫でとホウキ縦撫でをするといいです。暗くなる前に家に取込(夕暮 - 11
数日間繰り返すとだいぶ白さが目立ってきます。
表面の白い粉は柿霜(しそう)と言います。 - 12
出来上がり。
『YouTubeにて動画公開しています』
※ミリオタ干し柿 - 13
ヘタを包丁で切り、割いて食べるのが好きです!
- 14
11月30日追記
10)指2本で優しく縦に撫でる - 15
11月30日追記
9)10)ホウキは稲穂で大きくなく程よくしなる物を選ぶと良いです。
※撫でてからホウキを使う - 16
12月12日最初に吊るした蜂屋柿が順に出来上がってきました。
※ホウキの使用効果が出てます。
コツ・ポイント
優しくしっかりと揉み、指2本で縦に撫でる。そしてホウキで縦撫でする事で柿肌に傷を付ける事によりブドウ糖が出て白くなる(毎日の日課)
雨が降ると湿度でしっとりしてしまいので降る前に取り込む、雨の日は出さない。
硬くなり始めたら早目に収穫する。
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