【冷蔵発酵】ヨーグルト種デニッシュ

緩い発酵種+イーストの折り込みパン。折り込みやすさ重視で薄力粉配合。
このレシピの生い立ち
ヨーグルト種入れてみようかなって思って入れた。で、伸ばしやすくするテクも全部載せしてみようと思った。
22/12/19 ライ麦粉に置き換え案を加筆。
【冷蔵発酵】ヨーグルト種デニッシュ
緩い発酵種+イーストの折り込みパン。折り込みやすさ重視で薄力粉配合。
このレシピの生い立ち
ヨーグルト種入れてみようかなって思って入れた。で、伸ばしやすくするテクも全部載せしてみようと思った。
22/12/19 ライ麦粉に置き換え案を加筆。
作り方
- 1
工程・注意点は下記レシピを参照。
ID:20574909 - 2
■季節別補足
夏の対策
ID:20795564
冬の対策
ID:20920709
真冬の対策
ID:20607791 - 3
小麦粉は準強力粉+薄力粉の合計が200gになるようにする。割合はお好みで調整していいので「or」表記。
- 4
薄力粉をライ麦粉に置き換える場合は、細挽きを推奨。味は変わるが、薄力粉以上にグルテンが出ない。牛乳は減らさない事。
- 5
■準備
ヨーグルト種を用意しておく。ルヴァンリキッドと互換性があるらしいので、持ってるならそれでも。 - 6
■1日目
本体の生地作り。準強力粉に塩・砂糖・細かく切った生地用バターを入れ、手のひらですり合わせて粉チーズ状にする。 - 7
牛乳は生地の具合を見て調整するので、分量のうち70gをまず計量。生地に混ぜた後で残り10g測ると調整が楽。
- 8
レンジ600W20秒で30~35度位に温めた牛乳にイーストを振り入れ、2分位経ったら混ぜて溶かす。卵は別の容器で計量。
- 9
バターを混ぜた粉類に、イースト入り牛乳と卵を注いでゴムベラで混ぜる。
- 10
大体混ざったら台にこすりつけるように1~2分捏ねる。
- 11
全体が均一になったら、生地をまとめて丸くする。生地の温度が24~26度位あるか確認する。
- 12
油を塗った容器に入れて、生地が少し大きくなるまで発酵する。
30度20~30分。
夏は室温で20~30分。 - 13
冷蔵庫に入れる前に発酵時間を取ると、冷蔵発酵の成功率が上がる。冷蔵発酵についての詳細→ID:19586662
- 14
■2日目
冷蔵庫で一晩冷蔵発酵後、生地が1.5倍に膨らんでいればOK。 - 15
バターの準備。冷蔵庫から出したてのバターを5mm厚位に切り、ラップの上で薄力粉をまぶす。
※お好みで。 - 16
レシピの量をまぶすと結構馴染みにくいので、カードで切り刻んで馴染ませる。馴染んだら一塊に集めておく。
- 17
厚さ3~4mmの縦長の長方形に整える。幅1:長さ1.5位。出来ればここで寸法を測る。バターを冷蔵庫で10分程度冷やす。
- 18
生地の準備。中央を十字に麺棒で押した後、小さめの縦長の長方形に伸ばす。バターと同じにする。
- 19
生地とバターのサイズ合わせ。バターが生地の2/3のサイズになるように麺棒で調整。横幅はぴったり揃えるといい感じ。
- 20
生地を冷凍庫で20~30分冷やす。冷却よりも休ませる方がメイン。その間、バターも冷蔵庫に入れておく。冷凍はしない。
- 21
◆ポイント
バターが薄くなるので、溶けそうだと思ったら途中でも冷やす。冬以外は作業前に台を冷やすと良い。 - 22
冷やした後、多分バターは硬くなる。角を曲げられる程度まで硬さ調整。サイズを変えないように、慎重に麺棒を転がす。
- 23
ここで十分調整しておかないと、生地に包む時に割れたり生地だけ伸びたりしやすくなる。写真は曲げた時に割れた様子。
- 24
■折込
打ち粉を多めに振った滑りのいい台に生地を置き、片方の端に合わせてバターを重ねる。 - 25
バターが載っていない部分の生地1/3を中央に向かって折る。出来るだけまっすぐになるように。
- 26
さらに反対側の端1/3を中央に向かって折る。出来るだけバターと生地がずれないように重ねる。これで三つ折り1回目が終了。
- 27
◆ポイント
ここでのサイズ合わせが、1回目の折り込み精度の決め手。生地の端までバターを行き渡らせるつもりで正確に。 - 28
普通はここで三つ折り1回目だが、今回はここから2回目。麺棒を生地に押し付けて、2つの生地を密着させて馴染ませる。
- 29
最初は麺棒を転がさず、ぐっと押し付けるように伸ばす。
- 30
全体を押し延ばしたら生地を裏返し、転がして伸ばす。伸ばす時は麺棒を押し付ける→転がして平らにならすと伸びやすい。
- 31
打ち粉で生地の滑りを良くし、時々生地の表裏を返しながら、横幅の3倍位の長さに伸ばす。厚みは4~5mm程度が目標。
- 32
伸ばした生地の奥側1/4を折る。さらに手前から3/4折って重ね、四つ折りにする。麺棒を生地に押し付けて馴染ませる。
- 33
伸ばした後に生地だけの部分が目立ったら、端は切り落としてもいい。2cm位落とすと15g位生地が減る。
- 34
この後は下記の目安を参考にして生地を休ませる。
冬→布巾を巻いて冷凍庫で30分。
他の季節→冷凍庫で40~60分。 - 35
もし生地の温度が10度程度=十分冷たい場合でも、これ以上は折り込みしない。連続3回の折り込みになると、さすがに伸びない。
- 36
休ませた生地の向きを90度変えて置き、生地の表裏に薄く打ち粉をまぶす。厚さ3〜5mm、3倍位の長さに伸ばしたら三つ折り。
- 37
◆ポイント
生地がベタつきで伸びにくい時は、すぐに冷凍庫で20~30分冷やす。冷やし過ぎたら台の上に2~3分放置。 - 38
■成形準備
成形に備えて生地を伸ばすため、また冷凍庫で休ませる。目安は下記参照。
夏:60分
冬:30分~ - 39
休ませた生地を5mm程度に薄くする。かなり伸ばしやすい生地だが、打ち粉で滑りを良くするのを忘れずに。
- 40
生地の輪になった部分の角4ヵ所を包丁で切り開く。これで生地の抵抗が減るので、さらに伸ばしやすくなる。
- 41
まずは伸ばしにくい横幅を伸ばす幅出し。その後、縦横に麺棒をかけて3~4mm厚にする。冷凍庫で15~20分休ませる。
- 42
うまくいけば一発で伸ばせる。もし無理だったら、生地を冷凍庫で15~20分休ませた後に再び伸ばす。
- 43
この日の作業終了なら冷凍庫へ。翌日以降に生地を冷蔵庫や室温で解凍してから成形。当日に仕上げるなら、工程35の後に成形。
- 44
■成形
休ませた生地(または解凍した生地)を切る。半解凍の冷凍パイシート程度に冷えた事を確認し、寸法を測る。 - 45
今回は35cm強×16.5cm。四辺を切った後は33×15.5cm。厚みは伸ばした後に縮んで5mm厚位の生地。
- 46
切り分けは7.5cm角で8等分+余りが目安。ちなみに、生地が伸びないと7~8mm厚位になる。面積が減ると取れる数も減る。
- 47
成形例として手裏剣成形を紹介。四隅から1.5~2cm位の高さから、反対の角に向かって三角を作るように切り込みを入れる。
- 48
卍のような形になったら、三角形部分を隣の三角の根元に差し込む。これを一周繰り返す。
- 49
きちんと切り込みに入ってないと取れるので、そこを整えて完成。比較的小さい生地でも、具を載せる場所を広く取れる成形になる。
- 50
オーブンの発酵機能で、生地が2倍になるまで発酵。春秋は30度10分+庫内放置90分以上。庫内を温めて放置する感じ。
- 51
室温15度以下は、30度30分+放置30分→30度15~20分+放置30分で合計100分以上。庫内が冷えたら温め直す。
- 52
部屋が寒いと生地温度も低いので、その分最初の30度発酵の時間が長い。温度計を庫内に入れると温度管理が楽。
- 53
◆ポイント
発酵する時、スチーム噴出口に近い上段は30度10分の設定でもバターが溶ける。二段焼きの場合にはまりやすい罠。 - 54
完了目安はつついた生地がへこみ、ゆっくり戻る。層の境界線がくっきりするなど。発酵不足は、焼成でバター漏れの原因になる。
- 55
発酵が終わったら好みで卵を塗るが、層には塗らない。垂れる位はセーフという話もある。
- 56
240度に予熱したオーブンを220度に下げて5分、さらに180度10~11分焼く。バター漏れは出来るだけ少ない方がいい。
- 57
断面図。チョコクロワッサンとジグザグ型。ジグザグ型は形状の都合でそんな層がくっきり見えない。
- 58
バターが入っていない部分が出たソーセージデニッシュ。折り込み中に出たバターのない部分が、焼き不足で悪目立ちしたかも。
- 59
アーモンドクリーム載せデニッシュの断面図。曰く言い難い。具は軽かったというアピールか?
- 60
バイカラーバージョン。合計18分焼いたが、ちょっと焼き足りない雰囲気の断面。
- 61
細挽きライ麦粉20%配合バージョン。全粒粉入りのような色合いになる。味も多少癖が出る。
コツ・ポイント
準強力粉はリスドォル、薄力粉は特宝笠使用。お好みの小麦粉で構わないが、伸ばしやすさと出来の良さが備わるバランスは変わると思う。準強力粉80%、薄力粉20%程度から試す事をお勧めする。牛乳は5g減で生地の水分量が2%近く変わる。
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