正しい「ソフリット」の作り方

ポイントは旨味と香りと甘味の溶けた「油」を作ること。洋食料理の格が上がります。
7個の「隠し技」で究極のソフリットに!
このレシピの生い立ち
美味しい料理は美味しいソフリットから生まれることを知ってもらいたくて公開しました。(特に洋食のカレーやミートソース、ボロネーゼ、シチュー、ハンバーグ等の参考にしてみてください!)
作り方
- 1
材料を揃えます(ソフリットとは香味野菜から引き出した旨味と香りと甘味を油に閉じ込めた天然のうま味調味料です)
- 2
玉葱(甘味/旨味)をみじん切りにします。
ご参考に↓
https://youtu.be/9cL3jQOoFec - 3
人参(香味/甘味)をみじん切りにします(ニンジンが苦手な方でもソフリットなら大丈夫です!)
- 4
セロリ(香味)をみじん切りにします。(セロリが多いと香味豊かなソフリットになります/比率は好みや料理に合わせて自由に)
- 5
にんにくをみじん切りにします(強い香味/旨味/甘味)
- 6
オリーブオイル大さじ3~5のとりあえずの量を(足りない分は後から追加します)
- 7
にんにくを投入してからゆっくり加熱します。
- 8
揚げ焼きにして油ににんにくの香りを溶かします。
- 9
玉葱、人参、セロリを投入します。
- 10
塩を2つまみ入れて馴染ませます(塩の浸透圧で脱水させて旨味を凝縮します)
- 11
塩が馴染んだら蓋をして15分ほど中火で蒸します(メイラード反応のもととなる甘味が増します/炒める時間が短縮します)
- 12
水気が出たので油と乳化して濁ってますね。炒めながら水分を蒸発させていきます。
- 13
油が透き通ってきたら、ここから美味しい「焦げ」が始まります(中火で放置して焼き目が付いたら混ぜるを繰り返します)
- 14
途中オリーブオイルが少なかったら追加します(パチパチと揚げ焼き状態になる油の量が理想です/メイラード反応が進みます)
- 15
ある程度の塩(計大さじ1/2程度)を追加して調味料として使えるようにします。
- 16
キツネ色~タヌキ色になるまでメイラード反応が進み、油に旨味/甘味/香味が溶けて完成です(旨味や香味は油に溶ける油性です)
コツ・ポイント
単に長く炒めればいいわけではありません。旨味を最大限に引き出すには技が必要です。
ポイントは、いかに旨味が溶けた「油」を作るのか。
動画の解説をYouTubeでも公開しています。
https://youtu.be/mQcq51zWUv4
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