”くるみだれ”がおいしい岩手風のお雑煮

根菜を千切りにして湯がき、凍らせた「ひき菜」がポイント。味が染みて美味しい!濃厚なくるみだれを付けていただきます。
このレシピの生い立ち
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昔から人々はお祝いのがある都度「餅」をついて振る舞い、喜びを分かち合うために「餅」をみんなで食べました。昔の人々の技法や文化、想いを伝えるため臼杵つきにこだわり続けています。
作り方
- 1
北上市で栽培したもち米100%(ヒメノモチ)を毎朝、臼と杵で手つきで製造!手作りのお餅です。常温3時間で解凍できます。
- 2
「鶏肉、根菜、すまし汁」が特徴の岩手のお雑煮。イクラをのせて見た目も華やかに、くるみだれで甘味も添えます!
- 3
根菜は千切り、青菜は2cmくらい、鶏肉は一口大に切ります。
「ひき菜」とは根菜を千切りにして湯がき、冷凍したもののこと。 - 4
お正月に切るのは縁起が悪いから、大みそかまでに用意を済ませるための知恵。幸せを「ひき」込むという意味もあるそうですよ!
- 5
鍋に湯を沸かし、千切りにした野菜をさっとゆがきます。全体的にしんなりしたらOK。
同時に青菜も茹でておきます。 - 6
ざるに開けて冷ましておきます。
- 7
多めに作って1回分ずつ冷凍しておくと、食べたい時にさっと使えて便利です!
- 8
お汁を作ります。鍋に水を入れ、昆布を付けてしばらく置いておきます。昆布が戻ったら弱火で沸く直前まで温めます。
- 9
昆布を取りだし、鶏肉を入れます。灰汁を取りながら火を通します。
- 10
鶏肉に火が通ったら、酒・醤油で味付けをします。
- 11
冷凍しておいた「ひき菜」を入れ、温めます。
- 12
コンロで餅を焼き、表面にこんがり焼き色を付けます。解凍した柔らかいお餅なのでさっと焼けます。
- 13
小皿にくるみだれを用意します。椀にお汁を盛り、お餅と青菜、イクラを乗せたら出来上がり!
とっても華やかなお雑煮です。 - 14
お雑煮からお餅を取り出し、くるみだれを付けて頂くのが岩手流なんだそう。まったり甘いくるみだれがデザートのようで二度お得♡
コツ・ポイント
「ひき菜」が最大のポイント!茹でることで灰汁が抜け、凍らすことで味がしっかりしみ込みます。郷土料理の知恵ってすごい!多めに作っておけば包丁を使わず、すぐにお雑煮が作れるので有難い^^人参と大根の色が紅白で美しく、ゴボウで食感と香りが出ます。
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