忌の日のアブラアゲ

毎年1月24日、忌の日の明神様に祀るアブラアゲ。
手間暇かけて作る、椿油が香る御蔵の伝統的な味。
このレシピの生い立ち
1月20〜25日、御蔵島に来る忌の日の明神さまに祀るためのアブラアゲ。椿油の匂いのする家はアブラアゲを焼いている事が分かるので、明神さまにイタズラをされないんだそうです。(みくらかたり、参照)
忌の日のアブラアゲ
毎年1月24日、忌の日の明神様に祀るアブラアゲ。
手間暇かけて作る、椿油が香る御蔵の伝統的な味。
このレシピの生い立ち
1月20〜25日、御蔵島に来る忌の日の明神さまに祀るためのアブラアゲ。椿油の匂いのする家はアブラアゲを焼いている事が分かるので、明神さまにイタズラをされないんだそうです。(みくらかたり、参照)
作り方
- 1
もち米を粉挽きするために、枡で計る。
今回は三升のもち米を挽きます。 - 2
水でよく洗う。
- 3
ザルにあげて、水をしっかり切る。
- 4
せいろに広げて2〜3日ほどよく乾かす。
- 5
粉挽き機、または石臼などで粉にする。
- 6
好みの粉の大きさにします。1回目で少し粗く挽き、2回目で細かくしていく、2度挽きが一般的。細かすぎず粗すぎずが難しい。
- 7
たくさんの粉が出来上がり。粉はすぐ使うなら冷蔵庫へ。冷凍庫だと長期保存できます。
- 8
挽いた粉300gをボールに入れる。
- 9
38度ほどのぬるま湯を少しずつ加え、都度混ぜる。
- 10
始めはパラパラですが、、、
- 11
だんだん、まとまってきます。
- 12
粉が手にくっつかなくなってきたら、丁寧に捏ねます。ぬるま湯も本当に少しずついれて、様子をみる。
- 13
ひとかたまりに、まとめる。
- 14
細長いかまぼこの様な形にのばす。
- 15
1㎝ほどの厚さに包丁で切る。
- 16
160℃低温のあぶらでじっくりと揚げる。くっつきやすいので、あまり多くいれすぎない。椿油を入れて揚げるといい香りがする。
- 17
何度かひっくり返しながら、外側がカリッとなってきたら、油からあげる。
- 18
揚げすぎると膨らんで破裂し中身が出てしまう。早く出し過ぎると中まで火が通らず生焼けに。写真は揚げすぎて、破裂したもの。
- 19
揚げたては美味しい。お醤油や砂糖醤油などでどうぞ。
コツ・ポイント
捏ねる時の水分量と、揚げる時の油の温度に注意してください。揚げた後は、冷凍保存できます。汁物にプラスして入れるとお腹も満足な1品に!
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