【準備】精製ソーダを小さなボウルに計り入れ、同量程度の水（50℃）で溶かしておく。

【皮むき】コンニャク芋の皮をむく。その際、芽の部分は特にアレルギー成分が強く、かぶれやすいため、厚めにむくこと。

【すりおろし】用意した水の8割をボウルに入れ、おろし金を水の中に入れながら芋をする。ダマにならないように都度かき混ぜる。

【混ぜ加減】30センチ上から落とし、モッタリポトン、ポタンと落ちるくらいがベスト。いい塩梅になるよう残りの水で調整。

【精製ソーダを入れる】溶かしておいたソーダをボウルに入れて、手早くかき混ぜる。ほのか
なピンク色からうすい灰色になる。

【寝かす】空気を抜き平らにならしてラップ。1時間置く。（パン作りのフィンガーテストのように、指を指して跡が残ればOK）

【成形】まず手水用のボウルを横に用意し手袋をした手を濡らしながら、ボウルの端から手のひら大をそぎ取り形を整える。

タネをそぎ取る際、かき混ぜたり崩さないよう気をつける。細かくしてしまうと結着しづらく、ゆでるとバラバラほどけてしまう

【茹でる】玉に成形したものから強火に沸かした鍋に入れ60分茹でる（強火まま）。途中、アクがでるので適宜おたまで取り除く

【茹で上がりの目安】コンニャクを木べらでポンポンと叩いて跳ね返ってくるような感触になったら茹で上がり。

【水にさらす】茹で上がったコンニャク玉を、水を張ったボールにうつし、その後半日ほど水を変えながらさらす。

【出来上がり！】包丁で薄く切ってさしみもいいが、島では手でちぎったコンニャクに酢味噌をよくからめて食べることが多い。