ベリーピューレは市販品を使うか、ID:20324598を参考に手作りする。

■スポンジ作り
手作りの場合は作業初日までに焼いておく（冷凍可）買う場合も初日までに用意するとスムーズ。

スポンジケーキは1cm厚にスライスする。100均の角材をガイドにすると楽。この作業は2日目のセルクルの用意までに行う。

◼︎ラズベリームース作り
12cm底取れ型の底板をラップで包む。底板をはめたら、ラップの余った部分を広げる。

ラップは裏から引っ張ってぴんと伸ばしておく。

水に粉ゼラチンを振り入れてふやかす。

生クリームを六分立てにする。泡立て器から落ちるクリームの跡が残らない、とろみがつく程度にする。

別のボウルに牛乳と砂糖を入れ、レンジ600ｗで20秒加熱。そこへふやかしたゼラチンを入れてよく溶かす。

別のボウルにラズベリーピューレを入れ、ゼラチン液を入れて混ぜる。とろみがつくまで自然に冷ますか氷水のボウルを当てる。

冷ましたピューレに生クリームをひとすくい混ぜてなじませる。なじんだらピューレを生クリームのボウルに入れて混ぜる。

型に入れて冷凍庫で凍らせる。高さは取り出した時に1.5cm位になるようにする。

■2日目の準備
桃の缶詰をピューレ用120gと飾り用に分ける。ピューレ用はブレンダーかミキサーでピューレにする。

ピューレにする桃は2～3cm角にカットしてから加工。機械が回りにくいなら、様子を見ながらシロップを大さじ1ずつ足す。

底をラップで覆ったセルクルをバットに載せ、中にスポンジをセット。ラズベリームースは型から外す。

外す時はムースの型を茶筒等の上に置く。レンジで蒸しタオルを作り、型に巻いて温める。少し周囲を溶かしてから型を引き下げる。

■ピーチチーズムース　
水に粉ゼラチンを振り入れてふやかす。

氷水を当てたボウルで生クリームを六分立てにする。

クリームチーズにラップをして、レンジ600Wで様子を見ながら30秒程度加熱。へらで簡単に潰れる柔らかさと温かさにする。

別のボウルに牛乳を入れ、レンジ600ｗで40秒加熱。そこへふやかしたゼラチンを入れてよく溶かす。

チーズ生地に３回に分けて生クリームを加え混ぜる。チーズ生地の温度が低いとここで固まるので、低い場合は温めてから合わせる。

出来たチーズムース生地をセルクルに半分流し、凍らせたムースを上に乗せる。固まりやすいので手早く行う。

残りの生地を型一杯に入れ、パレットナイフですり切る。型との隙間は絞り袋で埋めると爆速で終わる。口金を使うなら1cm丸型。

飾りに使う果物はしっかり水気を切っておく。写真は冷凍ベリー。切った缶詰の桃もしっかり汁気を切っておく。

ラズベリームースと同様、レンジで蒸しタオルを作る。セルクルに巻いて温め、少し周囲を溶かしてから型を引き上げて外す。

今回は飾りに余った生クリームを使うので、九分立てにする。ただしレシピのクリームはゆるめになる。

好みの口金をつけた絞り袋にクリームを入れて絞る。フルーツを飾る。

あればナパージュを塗ると艶々できれいだが、別になくてもいい。手作りの場合は、暇な時に作って冷凍保存すると楽。

今回の全体像はこんな感じ。バラの花のような形で桃を並べ、ベリーを載せてからナパージュを塗り、チャービルや装飾で仕上げ。

生地はこれ位余るので、ピーチチーズムースの型がレシピよりやや深い底取れケーキ型でも足りる気がする。

断面図。ベリームースが鮮やかな仕上がり。