白梅干し2021土用干
干すだけでも昔の知恵が詰まっています。
このレシピの生い立ち
梅干し工程の一環。同作業ですが毎年楽しみです。
作り方
- 1
1ヶ月あまり無事漬け込まれた塩漬け梅。太陽がある必ず早朝~朝のうちに開始。三日三晩晴れる日を。夕立など雨に濡れるのは厳禁
- 2
まずそっと重しを取り除きます。水の場合はここで入ってしまったらシャレになりません。気を付けて。
- 3
風通しが良くなるよう安定した足になるものを置いてザルを置き瓶から菜箸で1粒づつ汁気を切り丁寧に並べます。↓
- 4
このザルは縦横60cmで3~4キロ分の梅が乗ります。梅酢は瓶のまま、ラップと輪ゴムで蓋をして丸一日天日干し。
- 5
しそ漬けの場合は、汁気をよく絞り、細かくほぐしザルでカラカラに天日干し。真夏日一日でOK。湿気る前に取り込みジップロック
- 6
1日たって回収した梅酢です。漬ける種類やサイズ、塩濃度などでもこんなに色々違います。梅はそのまま夜も出しっばなしです。
- 7
万が一雨が!という時。降らないうちに避難が最適ですが 、濡れてしまったら、雨は雑菌です。↓
- 8
ボウルにリカーを少量入れ梅を1粒づつ洗う。梅の風味が少し落ちますが仕方ありません。その後梅酢に1日漬け翌日干します
- 9
もし、梅酢にオリ(濁り)が出ていたら。少しあれば瓶ごと干し、取り込んだ後、濾します。
- 10
梅は柔らかくなっているので少し箸先がブレただけでも破損します。破れ注意。並べる時必ず離し、風通しよく。
- 11
2日目朝。梅を菜箸で1粒づつ丁寧にひっくり返します。夜露にさらすのは皮が薄く柔らかくなるという意外な効能があるそう。
- 12
3日目も同様です。朝返すのは、日中乾いてザルに引っ付いた皮が剥がれやすく破損しにくいため。早朝工程を強く奨めます。
- 13
4日目な朝に取り込みます。
ザラメを少量振りかけて保存するとしっとりとし、コクが出るそうです。2~3日で溶けます。
コツ・ポイント
とにかく戦いと思うか、育みと思うか、最後のお手間です。
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