キャラウェイと黒砂糖のパン

清涼感のあるキャラウェイの香りと、黒砂糖のこくのある甘さのハーモニー。キャラウェイはなぜだか、甘いパン生地とよくあいます。
このレシピの生い立ち
田舎出の母が、若い頃初めて名古屋のホテルのレストランで食事をしたときに出されたパンは、黒くてほんのり甘い、キャラウェイ入りのパンだったそうです。
作り方
- 1
<準備1>水をレンジなどで人肌程度にあたため(30~50秒)、一部で黒砂糖を溶かす。溶けきらなかったらさらに少しレンジにかけて完全に溶かし、残りのぬるま湯と混ぜておく。一部で酵母もふやかしておく。
- 2
<準備2>レーズンを、一粒が半分の大きさになるくらいを目安に、粗く刻んでおく。
- 3
<捏ね1>粉・砂糖・塩をふんわり混ぜあわせたものに、ぬるま湯(冷めていればふたたび温めなおす)を半分注ぎ、手でざっとかき混ぜてそぼろ状にする。よく溶いた酵母を入れて混ぜ、さらに残りの湯を入れ、よくこねていく。
- 4
<捏ね2>5分たったらぬれ布巾とボウルをかぶせて5分やすませる。ふたたびこね始めて5分経ったらバターを練りこむ。バターがほぼなじんだらキャラウェイとレーズンを3回くらいにわけて混ぜ、さらに3分くらいこねる。
- 5
<一次醗酵>新しいボウルに移してぴっちりラップをし、50分~80分ほど30℃前後で一次発酵。
- 6
<ベンチタイム>フィンガーテストOKであればパンチダウン。15分割して丸め、濡れふきんなどをかけて15分ベンチタイムをとる。
- 7
<成形・二次発酵>再びまるめなおし(成形)、30℃前後で40~60分二次発酵。様子を見て、途中でオーブンの予熱を開始しておく。電気オーブンの場合焼成温度より20℃高めに予熱しておくこと。
- 8
<トッピング・焼成>刷毛でやさしく溶き卵を塗り、庫内にたっぷり霧吹きをしてから天板を入れ、200~230℃で13分焼きあげる。
- 9
発酵バターを薄くぬっていただくのが、一番おいしい。翌日になったら、アルミホイルに包んで予熱しないトースターできっかり6分温める。焼きたてのかりっ、ふんわり、が復活!
- 10
きなりさんが黒砂糖を2倍にして焼いてくださいました!ものすごく焼き色がきれい…’σ ’)うちのはどうしても薄くなっちゃうので、見習いたいデス;「♪♪♪作りました♪♪♪みなさんのレシピ(ID:23427940)」でも紹介してくださいました_ _)m
コツ・ポイント
黒砂糖は種類によってかさが違いますので、必ずgで計量してください。レーズンを入れずに、黒砂糖を30gに増やしても、焼き色のいい甘くておいしいパンになります。こっちは、チーズやバターなどをつけず、そのままの甘みを味わいたい。生地のバターは入れても、入れなくてもd(^.^
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