伊達巻(オーブン使用)

昔から作っている、しっとり甘い伊達巻です。
材料は白はんぺん1枚と卵とはちみつ、
めんつゆと砂糖とみりんがあれば、OK。
このレシピの生い立ち
ハチミツのしっとり感が必須なので、全部砂糖にしては×。水あめでも代用可能ですがその場合は倍量(80g)にして下さい。※水あめは甘みが薄いため。
昔ながらの配合なので、今風より随分甘めです。
2014年1月 すり鉢式追記。焼成時間を微調整。
作り方
- 1
角型にクッキングシートを敷いておく。(底と壁面の紙は分けず、大き目一枚の四隅を折り重ねる形で準備。)
- 2
※角型がなければ、牛乳パックとホチキスで枠をつくり、天板に触れる部分をアルミホイルで包めばOK。
- 3
オーブンを220度に予熱開始。
【ここまで下準備】
- 4
白はんぺんを一口大に手でちぎっておく。(大きさは、多少バラついても問題ない。)
- 5
全卵を量り、過不足分は卵白で調節する。(250g~270g程度であれば、調節不要。)
- 6
全ての材料を深めのボウルに入れ、ミキサーやブレンダーで、一気にガーッと混ぜる。
- 7
【すり鉢で作る1】
はんぺんを小さくちぎり、よくすりつぶす。 - 8
【すり鉢で作る2】
●の調味料全部を別のボウルでよく混ぜ合わせておき、〔7〕のはんぺんに少しずつ加えながらすり混ぜる。 - 9
【すり鉢で作る3】
あらかじめよく溶いた卵を5~6回に分けて加え、その都度よくすり混ぜる。
【以後の手順は機械式と同様】 - 10
材料が全部混ざりダマがなくなったら、粗めのザルで漉す。(ザルに残った生地があれば、へらでつぶして混ぜ込む。)
- 11
クッキングシートを敷いた型に流し込み、表面を平らにならす。
- 12
【焼き1】
予熱の終わったオーブン(220℃)で10
分。 - 13
【焼き2】
扉を開けず、200℃に下げて10分。
※焼きムラが出るようなら、この後で天板の前後を替える。 - 14
【焼き3】
180度に下げて5分~10分。(表面全体がこんがりキツネ色になればOK。) - 15
熱い内に取り出し、マキスの上にひっくり返す。(焼き目がマキスの表面に触れるように置く。)
- 16
※マキスがない場合
ハリのある紙(広告やコピー用紙)を2枚重ねた上にクッキングペーパー(30cm角)を置いて代用可能。
- 17
【巻き1】
一辺を芯にして折り込み、シートをはがしながらざっくりと巻いていく。※物凄く熱いので、火傷に要注意!!
- 18
【巻き2】
グルッと巻けたらマキスを少しずつ強く締めこんでいき、生地の隙間をなくす。※ひきつづき火傷注意!!
- 19
【巻き3】
生地の隙間がなくなったら、形を保つためにマキスごと輪ゴム二重巻きにして止め、全体をラップでくるんで冷ます。 - 20
※輪ゴムは最低でも3ヶ所(左右&中央)以上にバランスよくかけます。
(模様をしっかりつけるため&太さを均一にするため。) - 21
粗熱が取れたら、冷蔵庫で4~5時間以上冷やし、完全に落ち着いて形が決まったら、完成。
- 22
ラップとマキスを外して好みの厚さに切り、いただく。
- 23
巻かずにそのままカットして、ちらし寿司や手巻き寿司の具にしてもおいしいです。
コツ・ポイント
・なめらかな生地になるように、徹底的にすり混ぜること。※心配なら漉すこと。
・オーブンをしっかり余熱し、表面にきれいな焼き目をつけること。
・しっかり巻きこみ、隙間を作らないこと。
・巻くときは火傷しないように、軍手やタオルで手を守ること。