小梅は少し青みがかっていますが、大きい梅に比べてかなり熟度が進んでいます。
目安は「甘い香り」
すもものような香り。

梅を入れ終わったら、最後に残りの塩30gを上からかぶせるように置きます。

そのまま半日ほど経つと梅酢がじわじわ上がってきます。

24時間経ったところ。

約二週間後。

梅酢が十分に上がり、梅もふっくらしてきたので、赤紫蘇を入れます。

赤紫蘇を一枚ずつちぎります。

溜め水で一度空気を含ませるようにバサバサ洗い、次に流水で一枚ずつ丁寧に裏表洗います。

ボウル等に白梅酢を取ります。

梅の品種等によって、梅酢の色に差が出ます。

完熟梅を使うとこんなピンクっぽい色に。

赤紫蘇に塩を入れ、塩と赤紫蘇を馴染ませるようにわさわさ混ぜます。

馴染んだら、もみもみ･･･
ガシガシと指先に力を入れて･･･

水分が出てきたら、ギュッギュッと手首に力を入れて。

濃い紫～黒っぽい灰汁が出ます。
しっかり出しましょう。

これくらいの量に減ります(^^;)

上は元の赤紫蘇。
下は塩もみして絞った赤紫蘇。

そこへ18の白梅酢を加えると鮮やかな赤に変わります。

これを梅酢の容器に戻します。
梅の上にまんべんなく乗せてください。

いよいよ土用干しです！
紫蘇をそっと取ると真っ赤に染まった小梅が出てきました。

紫蘇をギュッと絞り、ザルにほぐして干します。

小梅も適当な間隔を空けて並べていきます。

ザラザラ～っと♪

紫蘇は形がきれいなものは、できるだけ広げて干すと、のちにおにぎりを包んだりできますよ。

うっすら粉をふいたような白いものが浮かびますが、塩の結晶なので、順調に梅干しが漬かっている証拠です！

適度にしわがより、指先でつまむと皮がやぶれそうな柔らかい干しあがりがベストです。
本日、８時半～16時まで干して完成！

今回、保存瓶が足りなかったので、取り急ぎ元の樽に入れています。
梅は干したものをそのまま保存。梅酢には戻しません。

※梅酢は天日干しをして、瓶に入れると様々な料理に使えて重宝します。