いちじくいろいろ

定番の甘露煮、赤ワインや白ワインのコンポートなどいろいろなバージョンで作って秋を楽しみたい!
このレシピの生い立ち
知り合いからいちじくをいただくようになって3年目、ついに自分なりに満足出来るレシピが出来ました。今では秋に5回は煮ています。甘露煮から始めて、赤・白・ロゼのワイン煮を作り、最後は必ず甘露煮を作って、それでも足りないときはジャムで〆ています!
作り方
- 1
良く洗ってなり口のかたい部分を切ります。
白い汁が出るので肌の弱い方は手袋などして作業してくださいね。 - 2
沸騰したたっぷりのお湯に入れて、3分~5分くらい茹でこぼして灰汁を取ります。 ←ここまでが基本の下処理です。
- 3
季節はじめの皮が薄いものや完熟のものは皮付きでも。コンポートや季節終わりの皮が固いものはなり口から皮を剥くと良いです。
- 4
R2.9編集追記
熟れて潰れた実も使えます、割れて種がこぼれてもOKです。が、カビたり虫がついたりしたものはNGです。 - 5
共通の下処理が終わりましたら☆甘露煮☆、★ワイン煮★と作業が別れます。生食出来る完熟の場合は下処理不要です!
- 6
☆甘露煮☆
皮や実が固めの時は、下処理の後でつまようじで実に少し穴をあけると柔らかに仕上がります。皮を剥く時は不要です。 - 7
☆甘露煮☆
鍋にいちじくを入れて、砂糖をまぶします。(時間があれば砂糖を半量にし2回に分けて煮ると柔らかく仕上がります) - 8
☆甘露煮☆
お酢を少し振り、クッキングシートを落し蓋に、さらに蓋をして弱火で1時間煮ます。時折鍋を揺すってくださいね。 - 9
R2.9編集追記
私は厚底の圧力鍋使用なので1時間煮ますが、薄手の鍋等でしたら30~45分で様子を見てください。 - 10
☆甘露煮☆(砂糖2回の場合)
1時間煮たら一晩置き、砂糖を追加してまた弱火で煮ます。(砂糖1回の場合はすぐ次に進みます) - 11
☆甘露煮☆
30分煮たらレモン果汁を振り入れます。最後にお醤油や塩を少し振ってひと煮立ちさせ仕上げると味が締まります。 - 12
★ワイン煮★
鍋にいちじくと水1カップ、ワイン、砂糖を入れ、落し蓋をして弱火で1時間煮ます。(砂糖を2回に分けても良い) - 13
濃いめに作りたい方は水無しでワインだけにして、シナモンスティックやクローブでスパイシーさをプラスしても美味しいです。
- 14
R2.9編集追記
私は厚底の圧力鍋使用なので1時間煮ますが、薄手の鍋等でしたら30~45分で様子を見てください。 - 15
★ワイン煮★
30分煮たらレモン果汁を振り入れます。レモンの表皮だけ削いで入れると、レモン皮も美味しいです! - 16
☆★共通★☆(仕上げ)
お好みで煮詰めます。ふっくら→こきこき、まで食感が変わります。長期保存用はしっかり煮ます。 - 17
長期保存用は、容器を煮沸やレンチンで殺菌して保存します。私はすぐ食べちゃうので冷蔵庫で2週間くらいで消費しています。
- 18
白ワイン煮は皮を剥くと薄いピンク色になってキレイで食感も柔らかくなります。グラニュー糖の爽やかな甘さが合います。
- 19
赤ワイン煮は皮を剥いても皮付きでも美味しいですが、やはり皮を剥くと真っ赤に仕上がって白いヨーグルトに映えますよ♪
- 20
甘露煮は皮付きが一番美味しいので季節はじめのものはまずは甘露煮から作ってます。濃いめの味にするとお弁当のおかずにも♪
- 21
季節終わりで皮が固く実も小振りなものは皮を剥いたもので甘露煮を作ります♪
- 22
ワイン煮のシロップはヨーグルトソースやソーダ割りで楽しみたいので、あえて種がこぼれるよう熟れて割れた実も使います♪
- 23
作り方をアレンジして、完熟いちじくでジャムを作ってみました。しっかり煮沸した瓶で長期保存。甘露煮が無くなったら食べます♪
コツ・ポイント
お鍋は厚底のステンレス鍋だと焦げ付かず作りやすいので、私は圧力鍋を愛用しています。もしくはホーロー鍋にしてください。アルミや薄手の鍋は変色や焦げ付きが不安です。また、灰汁などのこびりつきはサラダ油で擦り取ってから洗うとキレイに取れます!