文旦のジャム

珍しい文旦を友人に頂きましたので文旦ジャムを作りました。
このレシピの生い立ち
文旦は珍しい柑橘類ですが、可食部が半分位しかないので全てを利用するジャム作りに挑戦しました。苦みが強い果実ですがその苦みをほどほどに利用したジャムになりました。ヨーグルトや焼き肉のタレに活用すれば幅が広がります。
文旦のジャム
珍しい文旦を友人に頂きましたので文旦ジャムを作りました。
このレシピの生い立ち
文旦は珍しい柑橘類ですが、可食部が半分位しかないので全てを利用するジャム作りに挑戦しました。苦みが強い果実ですがその苦みをほどほどに利用したジャムになりました。ヨーグルトや焼き肉のタレに活用すれば幅が広がります。
作り方
- 1
文旦は大きな柑橘類で、中の実は甘みが弱く(糖度11.5%)さっぱりしています。皮は硬く苦みが強いのが特徴です。
- 2
先ず皮と実を分けます。皮に切れ目を入れれば手で簡単に剥けます。
- 3
皮を千切りにします。そして沸騰水の中で3分間湯がきます。これを3回繰り返します。
- 4
沸騰水の中で3分間湯がいているところです。湯の中には苦み成分や色素が溶出してきます。3回目の湯は薄くなってきます。
- 5
鍋に湯がいた皮、果肉、薄皮、水を入れます。種は使いません。
- 6
砂糖を加えて煮詰めます。中火で全体がとろけるまで煮詰めます。
- 7
煮詰めが終わった状態です。ジャムにするため粗熱を取った後、ミキサーにかけます。
- 8
ペーストになった量は980gになりました。
- 9
ミキサーから全量鍋に移して、再び中火で煮詰めます。木べらで撹拌し鍋底が見えるようになったら出来上がりです。
- 10
取り上げた量は全量860gになりました。糖度56%(砂糖濃度は43%)になっています。
- 11
加熱殺菌して文旦ジャムが出来上がりました。苦みは感じられますが甘味を強めにしているのでバランスしています。
コツ・ポイント
文旦は柚子より苦味の強い柑橘類なので、十分湯がいても苦味は残ります。砂糖を文旦重量の70%ほど添加して甘味とのバランスをとります。
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