植物性クリームのトリュフチョコ

蜂蜜効果で柔らかい生チョコ。植物性ホイップクリーム使用で少し財布に優しい。それぞれの材料の役割も記載。
このレシピの生い立ち
昔からトリュフチョコを植物性クリームで作っていたものの、使うチョコをミルクの板チョコから製菓用スイートチョコに変えてから物足りなさがあった。自分好みの仕上がりに足りないのは、乳脂肪の旨味と気付いて研究。
21/2/16 途中経過写真を追加。
植物性クリームのトリュフチョコ
蜂蜜効果で柔らかい生チョコ。植物性ホイップクリーム使用で少し財布に優しい。それぞれの材料の役割も記載。
このレシピの生い立ち
昔からトリュフチョコを植物性クリームで作っていたものの、使うチョコをミルクの板チョコから製菓用スイートチョコに変えてから物足りなさがあった。自分好みの仕上がりに足りないのは、乳脂肪の旨味と気付いて研究。
21/2/16 途中経過写真を追加。
作り方
- 1
■準備
鍋に湯を多めに沸かす。湯煎には500ml位使うと、冷めにくくなる=交換の手間が少なくて楽になる。 - 2
チョコの湯煎は推奨温度が50~60度の湯なので、沸騰させる必要はない。使う時に熱過ぎたら、水を入れて適度に冷ます。
- 3
室温は冬なら暖房推奨。18~20度までは上げる。温めた材料がすぐ冷める環境は失敗の素。特に15度以下は危険。
- 4
■ガナッシュ
チョコを細かく刻む。コイン型の場合、そのままよりも4分割位だとより早く溶ける。上手く割れないならそのまま。 - 5
レンジを使わないのは、今回使うチョコがレンジで溶けにくい経験があったため。溶けると分かっているチョコならレンジでもいい。
- 6
クリームとはちみつをレンジ600W30~40秒。植物性のためか、沸騰すると分離して塊が発生。温め過ぎに注意。
- 7
クリームの量が少なくてすぐに冷めるので、湯煎状態で置いておく。チョコに入れる時は器を拭き、湯が垂れないように注意。
- 8
チョコのボウルにクリームを3〜4回に分けて入れる。入れるたびに泡立て器かゴムベラでしっかりと中央から少しずつ混ぜる。
- 9
途中で分離したり固まったりするが、それが当然なので大丈夫。むしろ写真のような段階を最初に経由しないといけない感じ。
- 10
こんな風に、粒々ペースト状態の生地に脂がギトギトに浮いてきたらOK。ここを経由できれば一安心。力強く混ぜていく。
- 11
粒々ペースト状態にクリームを追加してさらに混ぜると、段々粘ついた塊になる。
- 12
徐々に滑らかなチョコの片鱗が見えてくる。クリームを混ぜる過程が軌道に乗るとこんな感じにまとまってくる。という参考に。
- 13
ちなみに正しい混ぜ方でも、チョコが35度未満だと混ざらない。怪しい時はまず検温。低ければ50~60度の湯で湯煎する。
- 14
※注意
クリームを全部入れた後、混ざってるか迷う状態。生地はサラサラで少し粗いデミグラスソース状態。まだバターは早い。 - 15
綺麗に混ざって乳化すると、粘りが出てぷるっとする。室温の柔らかいバターを混ぜる。チョコが冷めてると溶けないので注意。
- 16
少し見づらいが、10と11の生地が同居した状態。色・ツヤ・粘度が違う。デミグラスソースとソントンのチョコクリーム位の差。
- 17
色だけで比較するとこんな感じ。乳化完了すると、一段深い色合いになる。
- 18
バターがなじんだら、好みで洋酒を入れる。後はそのまま型に流すか、氷水でチョコのボウルを冷やして絞れる硬さにする。
- 19
冷蔵庫で長時間冷やしても柔らかく、トリュフ型に成形するのは楽。スプーンですくって、ラップに乗せて丸めるだけでもいい。
- 20
柔らかい生地なので、やりたければビックサイズに丸めるのも簡単。比較対象は直径4cm位のマカロン入りの袋。
- 21
■仕上げ
コーティング用チョコを溶かして、成形したガナッシュをくぐらせる。バットに並べて冷やして完成。 - 22
コーティングに関しては、100gだと結構ギリギリ。本当は200g位あると楽。型を使うなら300gが標準になる位だとか。
- 23
コーティングが面倒なら、分量外のココアをまぶすだけでOK。大さじ4程度あればまぶせると思う。それも面倒ならすっぴんで。
- 24
■手軽に作る場合
クリームと蜂蜜を加熱する時に、チョコも入れて加熱する。ラップをかけ、レンジで600W30秒。 - 25
チョコに熱が伝わるまで待ち、中央から泡立て器で静かに混ぜる。慎重に混ぜないとデミグラスソース状の分かりづらい分離が発生。
- 26
チョコとクリームが綺麗になじんで乳化したら、室温に戻した柔らかいバターを入れて混ぜる。
- 27
■余談
11の段階でバターや洋酒を入れると、固めた時に固くなる。口どけも少し悪くなるが、それでも十分美味しい。 - 28
後から乳化し直す場合、別のチョコを溶かしてそこに少しずつ混ぜ込めば可能だが、1時間以上かかる。気にせず食べる方がお勧め。
- 29
余談2。バターのせいか、一度冷やした後にもう一度溶かして固めても固くなる。この配合で固め直しはやめた方がいい。
- 30
※追記
厳密には、混ぜ物が多い生地だと乳化のやり直しが余計面倒くさくなる。が正解かもしれない。一発成功を目指したい。 - 31
■チョコについて
今回はcottaで買える大東カカオのスイートチョコ(カカオ分51%)を使用。ミルクチョコより苦い。 - 32
そのまま溶かせるor刻む時も楽なタブレット型がおすすめ。板チョコを使うなら、室温で柔らかくすると刻むのが楽。
- 33
■クリームについて
ガナッシュには少し風味不足な存在。低脂肪系は使った事がないが、牛乳でも作れるので量の調整でいけそう。 - 34
その場合は一気に入れずに、混ぜたら少しずつ足す方法で作るといいと思う。ただし温度だけは要注意。
- 35
余ったらムースや料理に使う。開封後に数日が経過したら、念のため加熱用途に限定する。
- 36
■はちみつについて
お菓子がしっとりする保湿力で日持ちを良くする他、冷やしても固くなりすぎない。成分の転化糖の効果。 - 37
ケーキシロップなど、はちみつの類似品で代用できるかは不明。実験台を作る余裕がなければやめておくのが無難。
- 38
■バターについて
融点の関係で口溶けが良くなる。今回は乳脂肪の旨味も重要なので、チョコの10〜15%量。 - 39
10%で味の変化を十分に感じる。より濃厚な風味を求めるなら15%。チョコの個性を考慮して、まず10%から試すと良い。
- 40
少量なので有塩か食塩不使用かは好みだが、動物性クリームにある風味の補充目的なので、マーガリンは不可。ここはケチらない。
- 41
その他、作業中に気付いたポイントは下記の別レシピに分離した。
ID:20512055
コツ・ポイント
多少高くなるが、コーティングするなら専用のチョコを使う方が断然楽。入手は時間やテンパリング技術と相談で。面倒なら何もつけなくてもおいしい。ちなみにチョコのボウルは、作業中湯煎の鍋に浸かっている。保温のためなのでこの辺は各自の都合で調整。
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