【冷蔵発酵】ソンブレロデニッシュ

最強力粉配合。勢い余って形が大暴れ前提のネタ枠折り込みパン。どちらかといえば折り込みにくい条件の代わりに、元気に膨らむ。
このレシピの生い立ち
ある日作った渦巻きクロワッサンが、焼いたら成形崩れて大暴れ。メキシコの帽子ソンブレロ状態になって面白かったので、あえて元気な膨らみに特化した生地を目指した。美観は全部捨てた。
25/2/22 余談に牛乳の調整基準を追記。
【冷蔵発酵】ソンブレロデニッシュ
最強力粉配合。勢い余って形が大暴れ前提のネタ枠折り込みパン。どちらかといえば折り込みにくい条件の代わりに、元気に膨らむ。
このレシピの生い立ち
ある日作った渦巻きクロワッサンが、焼いたら成形崩れて大暴れ。メキシコの帽子ソンブレロ状態になって面白かったので、あえて元気な膨らみに特化した生地を目指した。美観は全部捨てた。
25/2/22 余談に牛乳の調整基準を追記。
作り方
- 1
工程・注意点は下記レシピを参照。
ID:20574909
材料についてはこちら。
ID:20903073 - 2
■季節別補足
夏の対策
ID:20795564
冬の対策
ID:20920709
真冬の対策
ID:20607791 - 3
準強力粉を強力粉+薄力粉で代用すると、さらにパワフルな生地になる可能性もある。つまりもっと伸ばしにくい生地になる。
- 4
◆液体の測り方
普通のパン程水分が多くないので、ブレが出やすいml(体積)で測らず、液体も重さで測って誤差をなくす。 - 5
■1日目
デトランプ作り。粉類に細かく切った生地用バターを入れ、手のひらですり合わせて粉チーズ状にする。 - 6
レンジで30~35度位に温めた牛乳にイーストを振り入れ、2分位経ったら混ぜて溶かす。卵は別の容器で計量。
- 7
生地に混ぜる直前に、イースト入りの牛乳に塩と砂糖を入れて溶かす。
- 8
バターを混ぜた粉類に、イースト入りの牛乳と卵を注いでゴムベラで混ぜる。粉気がなくなったら混ぜ終わり。
- 9
ここではほぼグルテンを出さない位の感覚。一塊にまとめたら、生地の温度が22~24度位あるか確認する。
- 10
油を塗った容器に入れ、生地を平らに潰しておく。翌日の作業でボロボロ生地の欠片が落ちない程度に、ここで生地を整える。
- 11
平らにする都合上、こんな風にラップに包む方が向いてる。この辺はお好みで。
- 12
今回は冷蔵発酵前の発酵時間を取らないので、このまま翌日まで冷蔵庫に入れる。
- 13
■2日目
冷蔵庫で一晩冷蔵発酵後の生地。容器と接する面に少し泡が見える程度。ほぼ膨らまない。 - 14
生地の中央を十字に麺棒で押した後、縦長の長方形に伸ばす。冷凍庫で30分位、凍らない程度に冷却。
- 15
冷蔵庫から出したてのバターを5mm厚位に切り、薄力粉をまぶす。
※最初から柔軟性のあるバターは省略可能。 - 16
レシピの量をまぶすと結構馴染みにくいので、カードで切り刻んで馴染ませる。馴染んだら一塊に集めておく。
- 17
バターをラップに挟み、麺棒で押し潰す。完全に粒が潰れたら、半分に畳んで厚さ5~6mmの四角に整える。
- 18
完成サイズを計る。冷蔵庫で30分冷やす。後で使う時に、柔軟に曲がる硬さか確認と調整をする。
- 19
■折込
打ち粉を多めに振った滑りのいい台に生地を置き、バターの2倍位の長さになるように麺棒で伸ばして、サイズ調整する。 - 20
バター生地を生地の中央におく。生地の上下を折って、空気が入らないように包む。真ん中と両脇の生地をしっかりとじる。
- 21
麺棒を生地に押し付けて、2つの生地を密着させて馴染ませる。最初は麺棒を転がさず、ぐっと押し付けるように伸ばす。
- 22
適度に打ち粉をし、時々生地の表裏を返して伸ばす。横幅の3倍位の長さで4~5mm厚になったら三つ折り。
- 23
この後は冷凍庫で生地を休ませる。時間は下記を参考に。
冬→布巾を巻いて冷凍庫で30分。
他の季節→冷凍庫で40~60分。 - 24
生地が冷えたら折り込み2回目。三つ折りをもう一度行う。その後は再び冷凍庫で生地を休ませる。時間は1回目と同じ。
- 25
休ませた生地をまた3倍の長さに伸ばして三つ折り。これで3セット目が終わり、合計3回の三つ折りが完了。
- 26
生地が冷えている状態でも、伸ばす途中で伸びにくいと感じたら一旦冷凍庫か冷蔵庫で生地を休ませる。
- 27
■成形準備
成形に備えて生地を伸ばすため、また冷凍庫で休ませる。目安は下記参照。
夏:80分
冬:30分~ - 28
休ませた生地を5mm~1cm程度に薄くする。打ち粉で滑りを良くしつつ、ここで出来るだけ5mmに近い厚みにすると後が楽。
- 29
生地の輪になった部分のうち、角の4ヵ所を包丁で切り開くと、抵抗が減るのでさらに伸ばしやすくなる。お好みで。
- 30
生地の厚みが1cm未満になったら、ここで翌日まで冷凍保存。翌日にもっと生地を薄くしてから成形する。
- 31
グルテンの強い最強力粉が入っている生地なので、思い切って長時間一気に休ませておこうと考えたやり方。
- 32
翌日。冷蔵室や室温で生地を解凍する。今回は分厚いので、寒い部屋の場合は金属バットや大理石台の上に置いて解凍。
- 33
もし生地が緩みすぎたら、作業する前に冷凍庫で10分位冷やす。暖かい時期は、室温で途中まで解けた後は冷蔵庫がいいかも。
- 34
休ませた生地を4~5mm程度に薄くする。体重を思い切りかけ、前方に塊を押し出すイメージでやらないと伸びにくいと思う。
- 35
伸ばし終わったら、成形する前に冷凍庫で15分休ませる。室温10度程度なら、そのまま成形してもいい。
- 36
■成形
半解凍の冷凍パイシート程度に冷えた事を確認し、寸法を測る。このレシピの基本は渦巻きなので、端は切らなくていい。 - 37
生地に霧吹きをして巻く。具を載せる時は、上の端2cmは空ける。2種類の味にする時は、半分に切ってから具を載せる。
- 38
生地をくるくる巻いたら、2〜2.5cmの幅に切る。等分に切る事を優先するので、幅は多少ずれてもいい。
- 39
こちらは四角い生地と渦巻き成形を両方作るパターン。端を帯状に切っている。
- 40
ちなみに四角い生地は9cm角程度に切り分けている。
- 41
オーブンの発酵機能で、生地が2倍になるまで発酵。春秋は30度10分+庫内放置90分以上。庫内を温めて放置する感じ。
- 42
室温15度以下は、30度30分+放置30分→30度15~20分+放置30分で合計100分以上。庫内が冷えたら温め直す。
- 43
部屋が寒いと生地温度も低いので、その分最初の30度発酵の時間が長い。温度計を庫内に入れると温度管理が楽。
- 44
完了目安はつついた生地がへこみ、ゆっくり戻る。層の境界線がくっきりするなど。発酵不足は、焼成でバター漏れの原因になる。
- 45
◆ポイント
発酵する時、スチーム噴出口に近い上段は30度10分の設定でもバターが溶ける。二段焼きの場合にはまりやすい罠。 - 46
発酵が終わったら好みで卵を塗るが、層には塗らない。
- 47
220度に予熱したオーブンで5分、さらに180度10〜13分焼く。バター漏れは出来るだけ少ない方がいい。
- 48
断面図。大体爆発するのですごい形になる。型に入れて焼いたらこんな感じ。気泡は結構はっきり出る。
- 49
- 50
比較的おとなしい形に仕上がった場合はこんな感じ。
- 51
具を載せる成形は、重みに負けない力強さを発揮する。あまり軽い具だと落ちるかもしれないが。
- 52
★余談 牛乳の量は95gが硬めのグラスフェッドバター前提なので、その他の銘柄は100g寄りが無難そう。
コツ・ポイント
生地をわざと強くしているので、折り込みに慣れてる人向け。形を綺麗にしたい人には向いてない。
伸ばす時は上半身の体重を全部かけて前方に押し出す感じで。
二段で焼く時は180度で焼く時間を延長し、合計23~24分。
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