栗きんとんのプチパイ

栗きんとんを用意する。栗が大きすぎる時はフォークで少し刻んで小さめにする。べたべたな上に簡単に割れるので、包丁は不要。

解凍したパイシートを、20×10cmになるようにほんの少しだけ伸ばす。もし10×10cmのパイシートならそのまま使う。

パイシートを10×10cmになるように半分に切る。1枚に7.5cmの抜型で真ん中に具を載せる目安の印をつける。

栗きんとんと黒豆を載せ、さらに10cmの丸型（エッグリングでもOK）で生地に印をつける。これでのりしろが出来る。

のりしろ部分からはみ出さないように、卵を刷毛で丁寧に塗る。

もう1枚のパイシートを重ねてしっかり接着する。4で使った型で丸く抜く。型の都合で難しければ、型で印付け→包丁で切る。

卵を表面に薄く塗る。膨らみが悪くなるので、側面には絶対に塗らない。

乾かす間に、砂糖と水を混ぜ、レンジで溶かしてシロップにする。もし忘れたら、焼く間に熱湯で溶かし熱湯で保温すれば溶ける。

卵が少し乾いたら、ナイフで好きな模様を付ける。

ふちに包丁で切り込みを入れる時は、外側から内側に押し込むようにする。適度にへこんで花弁のようになる。

真ん中など、数か所に竹串で空気抜きの穴をあける。模様に沿って入れると目立たない。

220度に予熱したオーブンを焼く時に210度にして10分。その後230度に上げて5～7分。好みの焼き色にする。

焼きたての熱いうちに、表面にシロップを塗って完成。冷めてから塗った場合、その後にオーブンで短時間焼き直すと溶ける。

ちなみに、砂糖を溶かしきらないまま塗ると面倒。温め直してもリーフパイの砂糖のようになり、溶けない。

こうなると魚焼きグリルで1分強焼くなど、表面全体を均一に直火で炙らないと溶けない。砂糖の溶け残りだけは避ける。

断面図。栗きんとんがかなり甘いので、大きく作るなら栗きんとんを大量に食べられる人限定が無難。焼き時間も大幅に変わる。

こちらは栗きんとんのうち10g分をクリームチーズ20gに混ぜたものを一緒に詰めた。何かに混ぜて詰めると甘さ調整が楽。