冷凍したピューレを使う場合はしっかり解凍。温度が低すぎて混ぜる途中で固まらないように、芯まで溶かす。

水に粉ゼラチンを振り入れてふやかす。

生クリームを六～七分立てにする。六分立て程度の場合、垂れたクリームはごく微かな痕跡を残すかどうかで、すぐに消える。

七分は、泡立て器から落ちるクリームの跡が残るナッペ向きの固さ。これだとやや立て過ぎかも。

余った生クリームはまた仕上げに使うので、計量が終わった時点で冷蔵庫に一旦戻しておく。

缶詰のマンゴーはキッチンペーパーで汁気を取る。食べやすいサイズに調整して、グラス1個につき25g位敷き詰めておく。

マンゴーピューレのうち、半分に砂糖を入れる。レンジ600Wで加熱して、60～80度にする。沸騰させなければいい。

ちなみに、20度位になると急に固まりだすので要注意。とろみが強くなったと思ったら1分でゆるゆるゼリー状態になる。

ゼラチン液に生クリームをひとすくい混ぜてなじませる。なじんだらピューレを生クリームのボウルに入れて混ぜる。

生地が完全に混ざった状態。ただぐるぐる混ぜるだけでも急に生地が締まってくる。これが緩めでいいと思った理由。

生地をグラスに均等に注ぐ。固まるまで冷蔵庫で冷やす間に、ゼリーを作る。

水に粉ゼラチンを振り入れてふやかす。

固まったムースの上に、残りのマンゴーを並べる。ゼリー液を注いだら再び冷蔵庫へ。1時間以上冷やす。

ゼリーがしっかり冷えたらホイップクリームの準備。写真はホイップ用の道具だが、小さいボウルの方が泡立ての見極めは向いてる。

ムースの残りの生クリームに砂糖を入れて、七～八分立てにする。絞れる程度。見極めは難しい。ちょっとゆるい位が良さそう。

写真のようなマスカルポーネチーズ状態は泡立て過ぎ。絞った時にボソボソになる。仕上げに混ぜるだけですぐこれ。

泡立ったら、好みの口金をセットした絞り袋に詰める。絞り袋にクリームを入れる時は、計量カップなどに立てておくと便利。

ゼリーの上にクリームを絞って完成。ボソボソ気味になっても、クリームまでおいしい。上手に作れればさらに美味しそう。