分離チョコでガトーショコラ

分離してしまったガナッシュを再生させる、悔しさ溢れるガトーショコラです。
このレシピの生い立ち
バレンタインデーにトリュフを作ろうとして失敗してしまったものを、なんとかお菓子に再生させて食べられないかと思って作ってみました。
分離チョコでガトーショコラ
分離してしまったガナッシュを再生させる、悔しさ溢れるガトーショコラです。
このレシピの生い立ち
バレンタインデーにトリュフを作ろうとして失敗してしまったものを、なんとかお菓子に再生させて食べられないかと思って作ってみました。
作り方
- 1
ボウルは3つ使います。卵白をたてる大きいボウル、チョコレートを湯煎する小さめのボウル、粉をふるっておくボウルです。
- 2
卵を3個割ります。卵白は大きいボウルに、卵黄は小さめのお皿に入れておきます。
- 3
粉をあわせてふるいます。薄力粉40g、ココアパウダー10gを軽く混ぜて、ボウルにふるっておきます。
- 4
型の底に合わせて丸く切った紙を敷きます。
- 5
こんな風に紙を折って切れば簡単にできます。クッキングシートを使ってもいいですが、コピー用紙で十分です。
- 6
分離したチョコを計ってボウルに入れます。冷蔵庫に入れていたのでカチコチです。
- 7
ざっくりと刻みます。チョコレートより溶けやすいので、そこまで細かく刻まなくても大丈夫です。
- 8
チョコレート20gとバター60gも刻んでボウルに入れます。砂糖40gも計って一緒に入れてしまいます。
- 9
湯煎にかけます。どうせ分離しているので適当に熱湯の湯煎にかけてしまって大丈夫です。
- 10
湯煎にかけている間に、メレンゲをたてます。
- 11
大きいボウルに入れた卵白をハンドミキサーで泡立てます。途中で砂糖を何回かに分けて入れながら泡立てます。
- 12
ハンドミキサーを上げるとツノがびよんとのびて垂れるくらいしっかり泡立ててください。
- 13
湯煎にかけていた小さいボウルをチェックしてください。溶けていたら湯煎からおろし、滑らかになるまで混ぜてください。
- 14
分離チョコなので完全に滑らかな感じにはなりません……。均一になるまで混ぜてください。
- 15
卵黄を入れて混ぜます。この時、チョコ液がアツアツだと卵黄が固まってしまうので、冷めてぬるくなっているか確認してください。
- 16
このへんでオーブンを予熱します。高めの180℃くらいに設定しておいてください。
- 17
卵黄が混ざったら、メレンゲをひとすくいだけ混ぜます。こうすることで粉が混ざりやすくなるそうです。しっかりなじませます。
- 18
ふるっておいた粉をドサッと入れます。へらで切るように混ぜます。練らないように。
- 19
さくさくっと切るように混ぜたら、ボウルを回しながら下からぐるっと返すように持ち上げて混ぜます。さくさくさく、ぐるっ。
- 20
粉っぽくなくなるまで混ぜます。生地がねっとりします。
- 21
メレンゲとチョコレート生地を合わせます。ここでも泡を潰さないようにさくさく混ぜます。底から返してよく混ぜます。
- 22
均一に混ざったら、型に流し込みます。型をとんとんして空気を抜き、ヘラなどで上面を綺麗にならしてください。
- 23
オーブンで焼きます。160°C〜170℃に設定しなおして、40分焼きます。
- 24
焼き上がりの確認は、串を刺してみてください。ぼろぼろが少しついてくるくらいで出して大丈夫です。しっとり系です。
- 25
型の側面にお箸か串を刺してぐるっと一周させ、ケーキの側面を型から外します。
- 26
ひっくり返して型から出し、元の向きにして冷まします。底に紙がついたままでOKです。ガトーショコラは冷めると凹みます。
- 27
断面。みっしり焼けています。
コツ・ポイント
美味しいケーキではないかもしれませんが、それなりのお味にできたらもうけものです。高いチョコレート、分離してしまってもう戻せないとはいえ、捨てるのは余りにも勿体無いですものね。
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