郷土食 しもつかれ

estivant.
estivant. @cook_40025793

初午の日に作る、伝統料理です。お正月の鮭のアラ、節分の豆をいれて拵えるのがポイント。茨城県や栃木県などの地域で脈々と受け継がれている一品です。
このレシピの生い立ち
「7軒分のしもつかれを食べれば中気にならない」という民間伝承が残るしもつかれは、各家庭ごとに作り方や材料、味も違うもの。この時期になると、ご近所さんからのおすそ分けを頂き、「○○さんち、今年は特に美味しいね~」などと味比べをするのも楽しみの一つなのです。

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材料

  1. 鮭のアラ(頭・尻尾・骨全部) 1匹分
  2. 大根 2本
  3. 人参 中5本
  4. 大豆(炒っておく) 1カップ
  5. 油揚げ 2枚
  6. 酒粕 300g
  7. 2/3カップくらい

作り方

  1. 1

    鮭のアラに熱湯をかけて臭みを取る。

  2. 2

    湯通ししたアラを圧力鍋に入れ、ひたひたの水を加える。蓋をして強火にかけ、約10分加熱。火を止め、鍋が自然に冷めて蓋が開けられる用になるまで待つ。

  3. 3

    大根・人参を「鬼おろし」と呼ばれる専用の道具を使ってすりおろす。

  4. 4

    大豆・1cm各くらいに刻んだ油揚を加える。鮭のアラをへらを使ってほぐし、圧力鍋で火を通したときに出たスープも一緒に加える。(圧力鍋で火を通しているため、骨まで柔らかくなっているはず)

  5. 5

    全体が均一になるよう混ぜたら、準備完了。

  6. 6

    蓋をして、ごくごく弱火で1時間以上、大豆が柔らかくなるまで火にかける。焦げ付かないように、ときどき鍋底をかき回してください。

  7. 7

    1時間後、こんな感じです。水は入れなくても、大根からたくさんの水分が出てきます。酢と酒粕を入れて、よく混ぜる。

  8. 8

    さらに1時間後、できあがり。味見をして、塩分が足りないようなら塩を足してください。

コツ・ポイント

「鬼おろし」が手に入らない場合は、フードプロセッサーで荒めのみじん切りにしてもOKです。でもやはり、専用おろしがねを使ったほうが、口当たりがやさしい仕上がりになります。

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レシピ作者

estivant.
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自宅で採れる野菜や果物を使った、シンプルなお料理が大好き。お菓子やパン作りも試行錯誤しながら少しずつ勉強中。どうぞよろしくー。
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