デパ地下デリカの味?☆自家製ロースハム☆

tomyan
tomyan @cook_40101262

燻製用の容器が必要で、作るのに時間はかかりますが、意外と手間はそれほどかからない、と思います...(^^;;

このレシピの生い立ち
デパ地下で売られている骨付きハムが大好きで、あの味の再現を目標に試行錯誤してきました。

デパ地下デリカの味?☆自家製ロースハム☆

燻製用の容器が必要で、作るのに時間はかかりますが、意外と手間はそれほどかからない、と思います...(^^;;

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デパ地下で売られている骨付きハムが大好きで、あの味の再現を目標に試行錯誤してきました。

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材料

作りやすい量
  1. 豚ロースブロック 600g~1kg
  2. ●塩 肉の5%
  3. ●砂糖 肉の1%
  4. ●ローリエ 1枚
  5. ●コショー 少々
  6. ナツメ 少々
  7. ●タイム 少々
  8. ●クローブ(スパイスはお好みのものでOK) 少々
  9. 燻材(スモークチップ) 100~150g
  10. 燻製用道具 一式

作り方

  1. 1

    豚肉はロースが好ましいですが、その他の部位でも作れます。(バラ肉だと脂が多すぎますが...)

  2. 2

    燻製用道具については、別のレシピで紹介しますので、そちらをご参照下さい。
    燻材として、今回はサクラを使用しました。

  3. 3

    (塩漬け)
    フォークなどで豚肉に穴を開け、●を混ぜておいたものを肉の表面にこすり付ける。

  4. 4

    ローリエは葉を細かくちぎって塩に混ぜておく。肉を液に漬け込む方法もあるが、塩をすり込む方がデパ地下品に近い味になる。

  5. 5

    3をジップロックなどのビニール袋に入れ、冷蔵庫で1週間前後寝かせる。
    血抜き、味付け、殺菌が塩漬けの目的です。

  6. 6

    1~2日おきに肉の置く向きを変えて、満遍なく血が抜けるようにします。

  7. 7

    1週間後はこんな感じ。 結構血が抜けています。 肉もちょっと締まっています。

  8. 8

    (水洗・塩抜き)
    このままだと味が辛すぎるので、水に漬けて塩を抜きます。
    ボール等に入れ、流水に2時間晒す。

  9. 9

    (乾燥)
    豚肉の表面が濡れていると煙が中までしみ込みません。
    表面の水を拭き取り、皿に乗せて3~4時間乾かします。

  10. 10

    私はいつも、そのまま冷蔵庫に放り込んでいます。(もちろんラップしません)
    途中で上下を引っくり返して下さいね。

  11. 11

    (ケーシング)
    煙を通す素材で肉を縛り、成型します。
    ハム用のフィルムもありますが、私は木綿布(腹帯)を使ってます。

  12. 12

    まず片側をたこ糸で縛り...

  13. 13

    布で肉を押さえ付けながら反対側から縛っていく。

  14. 14

    最後に縦方向にも糸を走らせて留める。

  15. 15

    (スモーク)
    燻材約100gを金属皿に入れ、燻製器にセットする。
    皿の上に、アルミホイルなどで軽く蓋をする。

  16. 16

    私はおがくずタイプの燻材を紙容器に入れて使用しているので(燻材・紙容器は市販品)、およそ50gで済みます。

  17. 17

    肉を燻製器に吊るし、蓋をして温度計をセット。
    燻材に火をつけて煙をおこす。

  18. 18

    今回はハムと一緒に小さめのベーコンも作りました。

  19. 19

    ウチでは金属製の燻製器をガスコンロの上に乗せて使っています。
    でも最初はコンロの火を使わず、燻材に直接点火しています。

  20. 20

    スモーク時間は合計2時間。 換気扇を回すのを忘れずに!
    1時間が過ぎたところで、肉を上下引っくり返す。

  21. 21

    最後の30分で、スモーク温度を80℃前後まで上げる。
    普通のチップを使っていれば、自然に温度が上がっていきます。

  22. 22

    肉などのたんぱく質が熱硬化する温度は約65℃です。
    温度が高過ぎると肉内部が焼豚のように白くなってしまうのでご注意を。

  23. 23

    温度が上がり過ぎたら、蓋を開けるなどして温度を下げる。

  24. 24

    おがくずタイプを使用する場合は温度が上がりにくいので、ガスコンロで燻製器を暖める。

  25. 25

    燻材が燃え尽きて煙が出なくなったら、燻製器の下部から燻材を追加します。

  26. 26

    2時間経過でスモーク終了。
    次に、肉の中まで火を通すためボイルする

  27. 27

    (ボイル)
    上記した様に、温度が高いとハムの食感が無くなってしまうので注意。
    70~75℃で2時間茹でる。

  28. 28

    私は炊飯器の保温機能を使って、ボイル温度を70℃にキープしています。具体的な操作方法は、別レシピ(準備編)にて。

  29. 29

    ボイルが終了したら、すぐに氷水に浸けて冷やす。
    このまま2時間放置して完成!

  30. 30

    ボイルしたその日に食べれますが、その翌日の方が渋みが抜けておいしくなっています。

  31. 31

    私は布に巻いた状態のまま、冷蔵庫で1日放置してから食べています。

  32. 32

    ボイル処理で水に触れるので、あまり日持ちはしません。
    2~3日で食べ切るようにしましょう。

  33. 33

    同時に作っていたベーコンもいい色に仕上がりました♪
    こちらはボイルしないので、1ヶ月以上持ちます。

  34. 34

    燻製器はネットショップで3000円前後で売られていますので、意外と手軽に始めれると思います。

コツ・ポイント

とにかく温度管理が大事です。
塩味の調整は、塩抜きの時間や流水量である程度コントロールできます。
また、ケーシング時の糸の巻き付け強さで、仕上がり時のハムの硬さが決まります。
「準備編 ID:20925235」もご参照下さい。

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カメラとフライパンから星が昇る灰色の手描き漫画
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tomyan
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自分で作った肴でお酒を飲むのが大好きなオヤジです!  甘い味付けが苦手なので、レシピに砂糖が入っていることはほとんどありません。  その代わり、「味の素」信者です(笑)
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