白菜の漬物/二度漬けで美味しさ濃縮

かもし庵
かもし庵 @cook_40111580

白菜は水分の多い野菜。漬けると沢山の水が出て味が薄い印象に。二度漬けにすれば、水っぽさもなく美味しく漬け上がります。
このレシピの生い立ち
実家では祖母が一斗樽に何株も漬けていたものですが、キッチンの片隅で漬けられる少量レシピにアレンジしました。少量とは言うものの、せめて一株は漬けたいところですね。食べきれなくて酸っぱくなってしまったら、スープに仕立てると美味しいですよ。

白菜の漬物/二度漬けで美味しさ濃縮

白菜は水分の多い野菜。漬けると沢山の水が出て味が薄い印象に。二度漬けにすれば、水っぽさもなく美味しく漬け上がります。
このレシピの生い立ち
実家では祖母が一斗樽に何株も漬けていたものですが、キッチンの片隅で漬けられる少量レシピにアレンジしました。少量とは言うものの、せめて一株は漬けたいところですね。食べきれなくて酸っぱくなってしまったら、スープに仕立てると美味しいですよ。

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材料

  1. 白菜 1株(約3kg)
  2. 塩(下漬け用) 白菜重量の3%(約90g)
  3. 塩(本漬け用) 下漬けした白菜重量の1%(約20g)
  4. 唐辛子 3本程度
  5. 昆布 はがき大1枚
  6. 生姜 一欠片

作り方

  1. 1

    白菜の鬼葉(外側の固い葉)を除き、外側を洗っておく。鬼葉はふた代わりに使うので、同様に洗ってとっておく。

  2. 2

    白菜を4つに割る。根本に包丁を入れ、手で裂くと切りくずが出なくて良い。

  3. 3

    4つ割りの白菜の根本に、さらに包丁を入れておく。こうする事で根本の漬かりも良くなり、食べる際に1/8に裂くことができる。

  4. 4

    白菜の切り口を上にして、半日ほど陰干しする。程よく水分が抜け、容器にも収めやすくなる。

  5. 5

    4つ割りの白菜に、分量1/6程度の塩をふる。特に根本は念入りに、葉と葉の間にも塩をふる。

  6. 6

    塩をふった白菜を、容器に詰める。他の白菜も同様に塩をふり、根元と葉先を交互に隙間なく容器に収める。

  7. 7

    上段と下段は、直角になるよう詰める方向を変える。最後に残りの塩を、上からふる。

  8. 8

    呼び水として、水200cc程度(分量外)を入れておく。白菜の塩を落とさないように、容器のふちから入れると良い。

  9. 9

    鬼葉でふたをし、押しぶたをして白菜の倍程度の重量(約6kg)の重石をかける。

  10. 10

    冷暗所に保管する。1~2日漬け、白菜全体がかぶる程度に水が上がったら下漬け完了。

  11. 11

    容器から白菜を出し、水を捨てる。白菜はザルに上げ、かるく水を切る。

  12. 12

    唐辛子の種を除き、輪切りにする。昆布は細切りに、生姜のは千切りにする。

  13. 13

    塩、唐辛子、昆布、生姜をふりながら、下漬けと同じ要領で白菜を容器に収める。

  14. 14

    鬼葉でフタをし、押しぶたと重石をかけ冷暗所に保管する。重石の重さは、下漬け後の白菜重量の2倍程度。(約4kg)

  15. 15

    1日程度で白菜全体がかぶる程度に水が上がるので、重石を半分(約2kg)に減らす。その後3~4日漬ければ食べ頃になる。

  16. 16

    冬場の冷暗所で保管すれば1ヶ月程度食べられる。暖かい場合は、冷蔵庫へ。厚手の保存袋などに漬け汁ごと移して保管する。

コツ・ポイント

本漬けの際、生姜の代わりに刻んだ柚子の皮を加えると、また違った風味を楽しむことができます。容器はホウロウ製がオススメです。瓶も好きなんですけど重いし落とすと割れる(汗) 白菜を漬けるのなら、直径が24cm程度の容器が扱いやすいです。

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かもし庵
かもし庵 @cook_40111580
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発酵食品、愛してやまない。醸したい! 醸されたい!(謎)素材の持ち味を充分に引き出す、真っ当なレシピを紹介したいと思っています。手間のかかるレシピが多いかもしれませんが、そのぶん美味しく仕上がるようにしたいところです。
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