肉じゃがに見る正しい塩分調整

塩分調整は、新社会人が自炊し始めて、最初につまずくことの多いところ。
なので、このレシピはきっと誰かの役に立つはず。
このレシピの生い立ち
新社会人が始めて自炊を覚えるとき、その人が料理好きになるかどうかは、ほぼ「調味料の使い方」で決まります。
コツを早く覚えることができれば料理好きになるし、できなければ苦手意識を持ちます。
俺は、前者の人がもっと増えて欲しいと思います。
肉じゃがに見る正しい塩分調整
塩分調整は、新社会人が自炊し始めて、最初につまずくことの多いところ。
なので、このレシピはきっと誰かの役に立つはず。
このレシピの生い立ち
新社会人が始めて自炊を覚えるとき、その人が料理好きになるかどうかは、ほぼ「調味料の使い方」で決まります。
コツを早く覚えることができれば料理好きになるし、できなければ苦手意識を持ちます。
俺は、前者の人がもっと増えて欲しいと思います。
作り方
- 1
まずは普通に肉じゃがを作ります。
- 2
玉葱・人参・豚を炒め、さらにじゃがいも・マロニーちゃん・水・だしを入れて煮ます。
- 3
煮込み時間は15分。
(この15分というのは、玉葱の辛味成分が甘味に変わるのに必要な時間です。勝手に減らさぬよう) - 4
さて。
みりんを入れたらそこからが本題。
塩分調整です。 - 5
料理というものは、和洋中・古今東西いかなる料理にかかわらず、最適塩分量は「1人前につき塩1~3つまみ」になります。
- 6
煮物・スープ系の場合は水250ccが1人前の分量になります。
- 7
薄味好みの人は1つまみ、濃い味好みの人は3つまみ入れればいいわけですが、少なく済むならその方がいいです。
- 8
しょう油の場合、小さじ1杯が1つまみの分量になります。
(味噌なら小さじに軽く山盛り) - 9
当レシピは2人分なので、よって最適塩分量は小さじ2杯から小さじ6杯の間になります。
- 10
分量どおりに作ったのなら、まずは小さじ2杯入れてみましょう。
- 11
味を見てOKだと思うなら、あなたの舌は健康です。
もし物足りなくても、さらに小さじ4杯まで追加することができます。 - 12
料理初心者の場合、面倒でも必ず「小さじ1杯ずつ」調整してください。
- 13
なお「味醂」は、しょう油と同量とするのが本質的ですが、多少いい加減でも別にいいのでひと絡げに「大2」と書きました。
- 14
この法則を身につければ、どんな料理でも1発で最適な濃さにすることができます。
- 15
では、がんばって!
コツ・ポイント
しょう油を合計で小さじ6杯入れてもまだ物足りないなら、それは現代人特有の「舌バカ」です。
その場合、おそらくは1日の塩分摂取量が、WHOの基準をけっこう超えてるはずです。
体質改善をおすすめします。
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