肉じゃがに見る正しい塩分調整

エカキムシ中島
エカキムシ中島 @cook_40087072

塩分調整は、新社会人が自炊し始めて、最初につまずくことの多いところ。
なので、このレシピはきっと誰かの役に立つはず。
このレシピの生い立ち
 新社会人が始めて自炊を覚えるとき、その人が料理好きになるかどうかは、ほぼ「調味料の使い方」で決まります。
 コツを早く覚えることができれば料理好きになるし、できなければ苦手意識を持ちます。
 俺は、前者の人がもっと増えて欲しいと思います。

肉じゃがに見る正しい塩分調整

塩分調整は、新社会人が自炊し始めて、最初につまずくことの多いところ。
なので、このレシピはきっと誰かの役に立つはず。
このレシピの生い立ち
 新社会人が始めて自炊を覚えるとき、その人が料理好きになるかどうかは、ほぼ「調味料の使い方」で決まります。
 コツを早く覚えることができれば料理好きになるし、できなければ苦手意識を持ちます。
 俺は、前者の人がもっと増えて欲しいと思います。

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材料

2人分
  1. 玉葱 1個
  2. 人参 1/2本
  3. 豚肉 心のままに盛れ
  4. サラダ油 大1弱
  5. じゃがいも 大1個
  6. マロニーちゃん お好みで
  7. 500cc
  8. だしパック or だしの素 1つ or 大1
  9. 味醂 大2
  10. しょう油 レシピ内に記載

作り方

  1. 1

    まずは普通に肉じゃがを作ります。

  2. 2

    玉葱・人参・豚を炒め、さらにじゃがいも・マロニーちゃん・水・だしを入れて煮ます。

  3. 3

    煮込み時間は15分。
    (この15分というのは、玉葱の辛味成分が甘味に変わるのに必要な時間です。勝手に減らさぬよう)

  4. 4

    さて。
    みりんを入れたらそこからが本題。
    塩分調整です。

  5. 5

    料理というものは、和洋中・古今東西いかなる料理にかかわらず、最適塩分量は「1人前につき塩1~3つまみ」になります。

  6. 6

    煮物・スープ系の場合は水250ccが1人前の分量になります。

  7. 7

    薄味好みの人は1つまみ、濃い味好みの人は3つまみ入れればいいわけですが、少なく済むならその方がいいです。

  8. 8

    しょう油の場合、小さじ1杯が1つまみの分量になります。
    (味噌なら小さじに軽く山盛り)

  9. 9

    当レシピは2人分なので、よって最適塩分量は小さじ2杯から小さじ6杯の間になります。

  10. 10

    分量どおりに作ったのなら、まずは小さじ2杯入れてみましょう。

  11. 11

    味を見てOKだと思うなら、あなたの舌は健康です。
    もし物足りなくても、さらに小さじ4杯まで追加することができます。

  12. 12

    料理初心者の場合、面倒でも必ず「小さじ1杯ずつ」調整してください。

  13. 13

    なお「味醂」は、しょう油と同量とするのが本質的ですが、多少いい加減でも別にいいのでひと絡げに「大2」と書きました。

  14. 14

    この法則を身につければ、どんな料理でも1発で最適な濃さにすることができます。

  15. 15

    では、がんばって!

コツ・ポイント

 しょう油を合計で小さじ6杯入れてもまだ物足りないなら、それは現代人特有の「舌バカ」です。
 その場合、おそらくは1日の塩分摂取量が、WHOの基準をけっこう超えてるはずです。
 体質改善をおすすめします。

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エカキムシ中島
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土日は俺か嫁さのどちらか、手があいている方が料理をするというルールだったはずが、ここ数年は土日に料理をしなかった日が年間わずか数日という日々……。得意料理はイタリアン全般。とりわけピザは息子にも人気。
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