小籠包(スープ入り小肉まん)

口の中で肉汁がいっぱいに広がるジューシーな「小籠包」、上海の名物料理の點心です。慣れていないと難しい點心のひとつかも…。
このレシピの生い立ち
初めて小籠包をいただいたのは、上海の豫園にある「南翔饅頭店」。全国的に有名なお店で、毎日、観光客や地元の人たちの長い行列ができるほど。
この時の小籠包の感動的な美味しさは、我が家の味の原点になっています。
2002.7.28
小籠包(スープ入り小肉まん)
口の中で肉汁がいっぱいに広がるジューシーな「小籠包」、上海の名物料理の點心です。慣れていないと難しい點心のひとつかも…。
このレシピの生い立ち
初めて小籠包をいただいたのは、上海の豫園にある「南翔饅頭店」。全国的に有名なお店で、毎日、観光客や地元の人たちの長い行列ができるほど。
この時の小籠包の感動的な美味しさは、我が家の味の原点になっています。
2002.7.28
作り方
- 1
〈準備〉
・万能ねぎを小口切りにしておく。
・具を包む前に、にんじんの薄切りをスライサーで作っておく。 - 2
〈スープ※を作る〉
鍋に材料を入れ、火にかける。
沸騰したら弱火で1分煮る。
平たい容器で冷やし固める。 - 3
※スープは本来豚の皮の煮こごりを使い、それが熱で溶けたものです。
- 4
簡単な代用品としてゼラチンを使う方もいるようですが、常温で溶けてしまうので、寒天のほうが扱いやすいように思います。
- 5
固まったらフォークでくずしておく(包丁でカットすると大きさが揃って具材に馴染みやすい)。
- 6
〈皮を作る〉
粉類をフードプロセッサーに入れ、1秒撹拌する。
油と水を加えて30秒こねる。 - 7
取り出してラップに包み、1時間常温でねかせる。
- 8
〈具を用意する〉
ボウルに挽き肉を入れ、合わせ調味料を大1ずつ加えて、ゴムベラで混ぜ合わせる※。 - 9
※具は肉の旨味と食感を残したかったので、こねずにゴムベラで混ぜるだけです。
- 10
くずしたスープとねぎを加えて全体に混ぜ込む。
表面を平らにして、冷蔵庫で1時間くらいなじませる。 - 11
〈具を包む〉
皮の生地を棒状にして32等分にし、丸める(打ち粉使用)。 - 12
ボール状にならないときは、まわりの生地を内側に折り込むようにして丸い形に整える。
- 13
麺棒で7㎝くらいに伸ばし※、具をのせる。
※柔らかい皮なので、指で摩り伸ばすようにするだけでも大丈夫。
- 14
麺棒を使用すると、かえってくっついてしまう等扱いにくい場合がある。
- 15
左手の親指で具を押さえ、右手の人差し指と親指とで細かくひだを寄せながら具を包む※。
- 16
※具は載せるというよりも、皮に埋め込み、周りの生地を引っ張り集めるような感覚で包餡する。
- 17
最後は生地を上に引っ張りながらねじり切って、蒸しあがったときにスープがこぼれないようにしっかりと閉じる。
- 18
〈蒸す〉
スライスしたにんじん※に1個ずつのせ、強火で8分蒸す。 - 19
※にんじんに小籠包をのせるのは、香港の老正興菜館で見かけ、彩がきれいだったので真似してみました。
- 20
花形に抜いたらさらにグレードアップ!
- 21
千切りの生姜と黒酢でいただく※。
- 22
※いただくとき、熱々のスープが飛び出て火傷をしないよう、気をつけてください。
- 23
また、美味しいスープがこぼれてしまうととても悲しいので、レンゲにのせてお召し上がりください。
コツ・ポイント
皮は、コシを出したくなかったので塩を入れていません。そのため、柔らかくべたつきます。また、麺棒でのばす前にきれいな円形にしておかないと、いびつになって包みにくいです。
薄味ですが、塩味のある中国黒酢とともにいただくとちょうどよいです。
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