はちみつ入り減塩梅干し

saskach
saskach @cook_40068789

塩を減らしてお酢とはちみつで漬けます  
常温保存でもカビが生えにくいです
2022.6.12砂糖の分量を追記

このレシピの生い立ち
カビの出やすい減塩梅干しを常温保存できるようにと考えました 重石は使いません 
義母の梅干しの漬け方をアレンジしています
2段階で漬け込むのは昔からの手法だそうです
我が家では土用干しの後、半年間寝かせています

はちみつ入り減塩梅干し

塩を減らしてお酢とはちみつで漬けます  
常温保存でもカビが生えにくいです
2022.6.12砂糖の分量を追記

このレシピの生い立ち
カビの出やすい減塩梅干しを常温保存できるようにと考えました 重石は使いません 
義母の梅干しの漬け方をアレンジしています
2段階で漬け込むのは昔からの手法だそうです
我が家では土用干しの後、半年間寝かせています

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材料

梅1kgあたり
  1. 下漬け用(冷蔵庫内で)
  2. (完熟) 1㎏
  3. 80g
  4. ホワイトリカー(焼酎) 80㏄
  5. 本漬け用(常温で)
  6. 酢(穀物酢・米酢)  約200~300㏄
  7. はちみつ 200g
  8.        (砂糖の場合) (180g)
  9. ホワイトリカー 少々
  10. 赤紫蘇漬け(市販品) 適宜

作り方

  1. 1

    梅は黄色く色付いた物の方がいいので、青梅なら常温で追熟させる
    青梅のままだと硬めの梅干しになります

  2. 2

    梅はサッと洗って
    1時間ほど水に浸し、虫が出ていたなら取り除きザルに上げる
    浸けすぎると変色したり、傷みが進むので程々に

  3. 3

    梅を水に浸けるとアクが抜け、種がとれ易くなり、梅酢がよく出ます
    また、虫がいた場合出てきます
    今回は3匹いました

  4. 4

    減・無農薬の梅が多く出回るようになり、虫がいることもあります  梅の産地では漬け込み前の浸水による除虫を奨励しています

  5. 5

    梅を乾燥させ、
    へたの部分をつまようじで取る
    梅を素手で触ると手荒れをおこすことがあるので、肌の弱い方は手袋をして下さい

  6. 6

    下漬けをする
    丈夫なポリ袋に梅と塩・ホワイトリカーを入れ、梅酢が出る分のゆとりを持たせて出来るだけ空気を抜いて封をする

  7. 7

    冷蔵庫で保存し、時々袋を振ったり、向きを変えたりして、5~10日間おく
    塩が少ないので必ず冷蔵庫に入れて下さい

  8. 8

    本漬けにかかる
    本漬け用の容器をきれいに洗って乾燥させ、内部とフタをホワイトリカーで拭いておく
    画像の容器は3L入りです

  9. 9

    容器に下漬けした梅を入れ、袋の中に出た梅酢は清潔な茶漉し等で漉してから入れる 梅が柔らかくなっているので扱いにご注意を

  10. 10

    梅の上からはちみつを入れる
    ボツリヌス菌が心配とのご意見を頂きました
    砂糖に変える事もできます
    180gを使って下さい

  11. 11

    梅が完全に液体の中に没するまで酢を注ぎ足す
    容器の形状や下漬けでの梅酢の出具合にもよるが
    約200~300㏄くらい入る

  12. 12

    梅が液体から出ているとカビが付きやすくなるので、しっかり沈めて下さい
    この画像の梅は2kgです

  13. 13
  14. 14

    ←赤紫蘇を入れないなら、このまま寝かせます
    こんなにお酢とはちみつを入れてもしっかり塩味はします。

  15. 15

    赤紫蘇を入れたい方は本漬け後に出回ってきたら入れて下さい 私は本漬けのときに市販品を入れています ズボラデス

  16. 16

    市販品または下処理した赤紫蘇を絞って梅の上に乗せて、フタをし、冷暗所に置いておく
    少なくとも3週間はこのままで

  17. 17

    本漬けをして6時間後です 梅酢が色付いています

  18. 18

    土用干しは7~8月、本漬けから3週間以上経った天気の良い日に、ザルやトレーに並べて2日間干します

  19. 19

    途中で裏返しにして梅の実全体に日光を当てて下さい
    梅酢も容器ごと日光に当てて下さい
    紫蘇はザルに上げて干します

  20. 20

    うちは都心でほこりや煤煙の心配があるので、このようなネットを使用しています
    ネットは園芸店や手芸店で買えます

  21. 21

    梅酢の容器にも
    流しのゴミ受け用のネットを被せています

  22. 22

    干さずに漬けたままでもいいですが、干した方が保存性がupします
    長期保存するなら干す方が良いでしょう

  23. 23

    土用干しが済んだら、梅を再び漬け込んで冷暗所で更に寝かせます
    1ヶ月後から食べることができます

  24. 24

    熟成期間は長い方が味が良くなるので、可能なら土用干しの後、3ヶ月以上寝かせます 塩味のカドが取れてまろやかになります

  25. 25

    保存は梅酢に浸かった状態なら常温保存できます
    梅干しだけで保存するなら冷蔵庫へ入れて下さい

  26. 26

    梅酢はそのまま酢の物に使えます
    千切りや薄切りにした材料を和えるだけでできます

  27. 27

    うちは赤紫蘇を乾燥させてふりかけにしますが、梅と一緒に梅酢の中へ戻してもいいです

  28. 28

    同じ作り方をしても毎年微妙に味が違います
    いきもの、なんですねえ

  29. 29

    この方法でカビが出た事はありませんがもし出てきたならこちらをご参考に
    レシピID : 18443321

  30. 30

    梅の虫については、
    2015.6.10のごはん日記に説明を書いていますので、興味をお持ちでしたらご覧になって下さい

  31. 31

    冷凍梅(青梅)を使った減塩タイプの梅干し 
    常温保存できます
    レシピID : 18664892

コツ・ポイント

下漬けは塩分が少ないため常温だとカビやすいので、その間は必ず冷蔵庫に入れて下さい
本漬けの作業前には手をよく洗い、道具類も焼酎で消毒して下さい
お酢は安価で味の単純な穀物酢や米酢を使います
1年以上寝かせると大変まろやかな味になります。

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カメラとフライパンから星が昇る灰色の手描き漫画
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saskach
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Max11人家族から今や娘と二人暮らし時間にゆとりができて、傍迷惑な実験料理に没頭しています(^_^;)内容・画像は気分によってコロコロ変えます(特に画像) 印刷して下さった方、すみませんつくれぽのお礼が書けなくなったのでレシピ内に書いています、3ヶ月で更新します
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