あんこう の唐揚げ　～絶品！肝ソース～

いくら鍋が旨いとは言っても、６月ですから、唐揚げにします。
沼津産の鮟鱇は小振りで、価格も手頃ですが、産地は不問です。

計量していませんので、１パックにつきましては、上写真を参考に判断して下さい。
半額ならお買得ですが、必然性はありません。

先ずは、身だけ、流水で、簡単に洗います。湯霜にする、と言う手もありますが、そこまでしなくても、臭みは、ちゃんと消えます。

水気を切りましたら、ボウルかビニール袋に入れて、酒、醤油、塩で、下味を入れつつ、臭みを抜きます。

生姜も、忘れずに入れて下さい！
半額の鮟鱇でも、この下処理で、生臭さは消えて、美味しく食べられます！

肝は、酒に漬けておきます。
５と６は、時折、ひっくり返して、万遍なく漬けて下さい。

厳密に何分と言う事はありませんが、肝は10～15分、身の方は15～30分程度、漬けておいて下さい。

先に肝ソースから、仕上げます。
鍋に、分量外の湯を沸かしましたら、６のあん肝を、漬けた酒と一緒に入れます。

鮟鱇の肝には、アニサキスが寄生している事がありますし、半額の品ですから、十分に加熱して下さい！

あん肝が、茹で上がりましたら、冷水で粗熱を取って、先ずは白い容器に入れ、形を崩します。

血管、血塊、もしあればアニキの亡骸を、取除きます。（加熱後のアニキは無害ですが、心理的に嫌ですから…）

生臭さの原因になる血管や血塊を取除きましたら、擦り鉢で、擦って行きます。

調味料を加えて、仕上げます。肝の大きさは、魚毎に違いますから、分量と写真を参考に、現物合わせでお願いします。

彩りに小口切りにした青ネギをのせて、完成です。
カレー塩は、分量を参考に、適量ずつカレー粉と塩を、混ぜて下さい。

バット等にあけて、漬けたタレを、切っておきます。
タイミングは洗った後なら任意ですが、適当なサイズに切り分けておきます。

小麦粉２：片栗粉１の、やや確り目の衣を付けます。（上分量ですと、少し余ると思います）

揚げ油が適温になりましたら、１６を揚げて行きます。

長時間揚げれば、骨まで食べられますが、その分だけ、折角の美味しい身と皮は、残念な事になります。

鮟鱇は、骨を食べて嬉しい魚ではありませんから、当レシピとしましては、身と皮のタイミングで、揚げ上りとします。

付合せに拘りは有りませんので、適当で構いませんが、レモンは相性が良いので、お薦めです。

先ずはシンプルなカレー塩で、鮟鱇その物の旨さを、味わって下さい。

そして、このレシピのメイン、あん肝の濃厚な旨味を、たっぷりと唐揚げに絡めて、ご堪能下さい！

最後までレシピをお読み頂き、ありがとうございます。
それでは、Hasta mañana！

18/06/24
「あんこう」の人気検索トップ10入り、感謝！