クレープ生地

パリパリのでなくて、ナイフとフォークで切って食べる的なモチモチ生地。基本を押さえて、上手に作るコツなども丁寧に。
このレシピの生い立ち
母から教わった錦糸卵の作り方をクレープに応用しています。あと綺麗なドーム型のミルクレープを作りたくて、生地のサイズを変えるのがいいと分かったので、それも書いてみました。
作り方
- 1
材料の温度差が大きくないようにする。牛乳は常温、あるいはレンジで人肌くらいに温めておく。熱くなく、冷たくなく。
- 2
バターはレンジで溶かして、少し置いておく。
- 3
薄力粉をふるう。抹茶を入れる場合は一緒に。
大きめのボウルに、くぼみのある山を作っておく。 - 4
別のボウルに卵を割り、砂糖を入れ、泡立てないように混ぜる。ホイッパーを左右に振るようにして。
- 5
牛乳を加え、さらに混ぜる。
なるべく泡立てないように優しく。 - 6
卵液を粉の山のくぼみに入れる。こぼれるくらいでストップ。中央から粉の壁を崩す感じで混ぜていく。
- 7
固くなるとこねることになってしまうので、残りの卵液も二回ほどに分けて加えながら混ぜる。ダマができないように。
- 8
溶かしバターも加える。あるならシノワで、なければざるで濾す。
- 9
ラップをして、できるなら冷蔵庫で一晩。寝かせる方が絶対焼きやすいです。無理なら、キッチンペーパーで泡を取るだけでも。
- 10
フライパンに油を薄くひき、一度、煙が出るくらい熱する。中火くらいで、お玉一杯分をさっと流し、すぐ広げる。
- 11
強火&短時間で焼く方が、均一に膨らみ、破けにくく、冷めた時にかたく縮んだりしないとか。最初は怖いけど、慣れです。慣れ。
- 12
片面が焼けたら、長い菜箸で向こう端を持ち、半分くらいまではがします。一度戻し、はがしたラインあたりに菜箸を当て……
- 13
フライパンごと手前にエイヤっと立てる! と、向こう側からぺろんと菜箸に生地が乗ります。
- 14
フライパンを元に戻し、菜箸に乗った生地を裏返します。言葉だけじゃ分かりにくいですね。すみません。
- 15
裏は10秒ほど焼いて出来上がりです。
繰り返して焼く場合は、大きな皿やまな板に二枚置けるようにして、交互に置きます。 - 16
ミルクレープにする場合は小さなものを下にして、一番大きな一枚を一番上にすると綺麗なドーム型になります。
- 17
余談。無塩バターを使うのに塩ひとつまみとはいかに? と思ったら、しょっぱくならない程度に必要とのこと。
- 18
あと、小麦粉のグルテンの結合をよくするために必要なので、粉と水分を混ぜる時に必要で、バターは最期だから、あんまり
- 19
役に立たないわけですね。長年の謎が解けてすっきりしました。余談、終わり☆
コツ・ポイント
材料の温度差を少なくすること。
気泡を作らないこと(ホイッパーで泡立てない、生地を寝かす、など)。
焼くときは中火~強火で、短時間。