禅のお粥:温糟粥(うんぞうがゆ)

金沢の酒蔵・福光屋
金沢の酒蔵・福光屋 @cook_40116877

12月8日、禅寺で食されるお粥。悟りを開いた釈迦が、過酷な修行からの体力回復のため口にしたとか。酒粕が入るお粥です。
このレシピの生い立ち
酒粕を使ったお粥があると聞き、いつか作ってみようと思っていました。食材の色がきれいで見ていて楽しかったです。季節の食材を上手く取り入れる意味でも、とても良いと思います。甘味、塩味、旨味、苦味、酸味が一体となった滋味深い味わい。

もっと読む
レシピを編集
レポートを見る
共有

材料

4人分
  1. 1カップ
  2. 7カップ
  3. 昆布 5cm 1枚
  4. 干し柿 1個
  5. 煮小豆(固ゆで) 50g
  6. さつま芋 100g
  7. 銀杏 40g
  8. 春菊 一株
  9. 加賀鳶 純米大吟醸酒粕 40g
  10. 麹味噌 30g
  11. 白味噌 30g

作り方

  1. 1

    前の晩に。
    ★一掴みの小豆を洗い、4倍のお水を入れた鍋でゆでる。沸騰したら湯を捨て、4倍の水を加えてゆで、冷ます。

  2. 2

    前の晩に。
    ★お米を洗い、分量の水と昆布を加えて冷蔵庫で保存する。

  3. 3

    銀杏に少しひびを入れてから紙封筒に入れ、レンジ600wで50秒程度加熱。パンっと音が出てきたらOK。

  4. 4

    銀杏の殻をむいて、薄皮を取ります。
    (銀杏用の道具があると便利)

  5. 5

    ★干し柿。1cm角に切る。★さつま芋。皮をむき、一口大に切って水にさらす。★煮小豆は50gだけ使う。

  6. 6

    厚手の鍋に2と5を入れ、弱火にかける。フツフツとしてきたら中火にし、沸騰直前に昆布を取り出す。

  7. 7

    沸騰したらあくを取り、ふたをし(少し開ける)、弱火で20分ほど炊く。

  8. 8

    酒粕と味噌を溶きいれ、3cmに切った春菊を加えて火が通ったら完成。

  9. 9

    福光屋「加賀鳶純米大吟醸酒粕」を使用しました。香り高い大吟醸酒の搾りかす。柔らかくて使いやすいです

コツ・ポイント

★小豆は、煮汁の中で冷まして、その後水をきります。余ったら小豆粥や小豆ご飯に。多めに作って冷凍しても。
★銀杏は封筒の口をくるくる閉じておかないと、大変です。
★食材は、栗、ゆで大豆、ごまなどに変えてもOK。

リアクション

レシピを編集
レポートを見る
共有

レシピ作者

金沢の酒蔵・福光屋
に公開
寛永2年(1625年)創業の「福光屋」は石川県金沢市で最も長い歴史と伝統を誇る酒蔵。全ての日本酒を米と水だけで醸す「純米蔵」です。日本酒だけでなく、お米の醗酵から生まれる食品、調味料なども手がけています。
もっと読む

似たレシピ