ウチのうどん

祖父伝来のうどんです。その為、ウチでも、うどんと言うと、この食べ方がスタンダードでした。
このレシピの生い立ち
ウチの一族固有なのか、それとも地域的な食べ方なのかは、分かりませんが、とにかく、うどんと言えば、この食べ方でした。
レシピの過程から、味は、想像出来るかと思いますが、物凄く美味しいと言う訳でも有りませんが、不味い訳でもありません。
作り方
- 1
このレシピのキモは具材の種類と組合せで、それ以外は、自由に作って頂いても、構いません。
- 2
一人分ですし、もともと家庭料理ですから、厳密な分量もありません。
目安として記載してありますが、見た目でOKです。 - 3
玉葱は、加熱しますと透き通って、存在感が無くなりますから、人参よりかも多めに用意します。
- 4
油揚げも、似た感じの細切りにして、軽く油抜きをしておきます。
- 5
鍋に、削り節と水を入れましたら、火に掛けます。
昆布、頭と腸を取り除いた煮干しを加えますと、グレードが上がります。 - 6
ひと煮立ちしましたら、削り節は取出します。(昆布や煮干しを入れた場合は、それらも取り出します)
- 7
今回はダシの補いとして、昆布茶を入れました。(顆粒タイプの昆布ダシでも可)
これは任意で、無くても、構いません。 - 8
各種調味料を入れます。表示分量は、ダシの風味を活かした、万人受けする味だと思います。
- 9
()内の分量ですが、ウチの地元は甘口なので、こんな感じです。好き嫌いが分れると思いますので、ご参考程度に。
- 10
細切りですし、生でも食べられる野菜ですが、先ずは、火が通り難い人参から、入れ、煮て行きます。
- 11
次に、良いダシが出る油揚げを、入れます。(10以降は、揮発で分量が変りますから、蓋をして、中火以下で加熱して下さい)
- 12
最後に玉葱を入れ、ひと煮立ちしましたら、火を止めて、休ませ、味を含ませます。
- 13
何時もは、蕎麦又はうどんですが、今回は、うどん一択、蕎麦は不可です。
と、言う訳で、冷凍うどんを、温めています。 - 14
既製品を使うのは納得出来ない!と、いう本物志向の方は、ID : 19888884を参照に、手打ちうどんを、作って下さい。
- 15
うどんが温まり(茹で上がり)ましたら、用意しておいた器に、移します。
- 16
極端に冷めていましたら、温め直した上で、12の汁と具も、盛付けます。
- 17
実は、これで、完成だったりします。
何故か、麺類にも関わらず、薬味として葱を加えません…。 - 18
17の写真から、変化は有りませんが、これが完成形です!
とにかく、こう言うフォーマットのうどんなんです! - 19
最後まで、お読み頂き、ありがとうございました。
コツ・ポイント
17以降は、長時間煮立たせると、風味が飛びますから、余熱を使って火を通します。
他の部分はともかく、うどんである事、具は上記の3種類の組合せ、この2点は必須要件です。