【アムド牧畜民の味】肉の包み蒸しスープ

羊の肉のスープを小麦粉の皮で包んだ「カルコン」というチベット料理です。カルは茶碗、コンは蒸し饅頭のこと。
このレシピの生い立ち
情報提供:海老原志穂
協力:チベットレストラン&カフェ タシデレhttps://tashidelek.jp/
助成:
味の素食の文化センター研究助成
【アムド牧畜民の味】肉の包み蒸しスープ
羊の肉のスープを小麦粉の皮で包んだ「カルコン」というチベット料理です。カルは茶碗、コンは蒸し饅頭のこと。
このレシピの生い立ち
情報提供:海老原志穂
協力:チベットレストラン&カフェ タシデレhttps://tashidelek.jp/
助成:
味の素食の文化センター研究助成
作り方
- 1
材料を準備します。食材の他に、茶碗4つと割り箸もご用意ください。
- 2
茶碗に粗いみじん切りにした羊肉を50グラムずつ入れ、塩をひとつまみずつ振りかけます。
- 3
小口切りにした万能ねぎを入れます。
- 4
ツァンパ (はったい粉) または小麦粉を5グラムずつ振りかけます
- 5
強力粉と水を練って30分 (冬場なら1時間) 程寝かせておいた蒸し饅頭の皮を茶碗の口より一回り大きい大きさに伸ばします。
- 6
茶碗の容量に合わせ、100cc前後のお湯を中に注ぎながら菜箸で具を軽く混ぜる。
- 7
茶碗の上に長さを調節した割り箸を2, 3本置きます (皮が中に落ちないため)。
- 8
その上に伸ばした皮を置きます。
- 9
茶碗の縁からはみ出した皮は、茶碗にぎゅっと指で押しつけていきます。
- 10
茶碗ごと蒸し器に入れ、15分程蒸します。この時は二段式の蒸し器で下の段に三つ、上の段に一つ置いて蒸しました。
- 11
皮が少し透明になってきたらできあがりです。
- 12
皮を剥がし、スープの中にちぎり入れながら一緒にいただきます。
- 13
メモ:東北チベット(アムド)では牧畜地域、農業地域を問わずよく作られます。
- 14
コツ・ポイント
皮の端をしっかりと器の縁にくっつけるようにすると、中のスープがよく蒸されておいしいです。
どんぶりなど大きな器で作る際には長めの箸を皮の支えとして使います。
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