油条。屋台や中華街でお馴染の揚げパン

ボウルに中力粉500g、塩8g、ベーキングパウダー4g、食用重曹4gを入れて軽く混ぜる。

揚げ色をつやつやにするため溶き卵1個を入れる。

油大匙1も入れる。（油を加えることで生地の伸びが良くなります）

水280ml～300mlを数回に分けて加えお箸で粉気がなくなるまでぐるぐる混ぜる。

※小麦粉はメーカーによって、吸水率に差があります。加える時に数回に分けて、調整しながらちょっとずつ注ぎ入れて下さい

生地にまとまりができるまで手でこねる。生地に粘りが出てきたら手に油を少し塗るとこねやすくなる。

非常に柔らかくベタベタした生地ができたらラップをかけ15分ほどおく。（滑らかな生地になるまでこねる必要はありません）

※休ませている間に粉は水を吸収し、自然とグルテンができ捏ねやすくなります。

15分経ったら、再び生地を滑らかにするためゴムベラで2分ほど捏ねる。

捏ね終わったら生地を一旦取り出し、ボウルに油大匙1をボウルの底に塗る。

手で生地の表面を撫でるように滑らかに整えてからボウルに入れる。

生地の上にも油大匙0.5を塗る。（油をぬることで生地がボウルにくっつくことなく水分を保つことができます）

ラップをかけて生地を一晩冷蔵庫で寝かす。（冷蔵庫で冷やして寝かすことでグルテンの働きを抑えてサクサク食感に仕上がります）

翌日冷蔵庫から取り出す。まな板に打ち粉を振って生地を2等分に切る。

まずは半分使う。生地を軽く手で伸ばす。（必ず捏ねないでください。捏ねたら再びグルテンが再び硬くなってしまいます）

一晩寝かせた生地は非常に柔らかいので簡単に伸ばせる。形を整えるように幅10センチ、厚さ0.5センチ程度に伸ばす。

両端を切り落としてから幅2～3㎝のストライプ状に切る。

お箸で右から2個目、4個目、偶数個目に生地の真ん中に優しく線を引く。

2枚の表面が向き合うように重ねる。

お箸で縦に押さえつけながら重ねた2枚を密着させる。（揚げる時にしっかりくっついて剥がれなくなります）

更に両端を押さえてしっかりくっつける。

残った半分の生地を作る間に大き目の鍋にたっぷりの油を入れて強火で180℃～200℃まで加熱したら中火に変える。

両端を軽く引っ張って生地を伸ばす。

油が飛び散らないように生地の真ん中を先に入れてから、両端を落として揚げる。

生地が浮いて来たら均等に火が通るように手早くお箸でひっくり返す。（こうすることで生地が均一に膨らんできます）

※揚げる温度はできるだけ200℃程度にする。高温すぎると生地が焦げてしまいます。

油の中でコロコロさせながら2倍ぐらいの大きさになるまで膨らませ揚げる。

ゆっくりひっくり返し全体がこんがりきつね色になったらトレーにあげて油を切る。（揚げ全行程は1分半～2分程度）

※できるだけ大きい鍋を使ってたっぷりの油で揚げてください。油の表面の直径で揚げパンの長さが決まります。

※揚げた後の油はきれいな油なので再利用できます。
※すぐ揚がりますので同時に何本も入れて揚げたら失敗しやすいです。

外がサクサク、中が柔らかい油條の出来上がり。

※作り方が難しい方はYouTube<中華揚げパン【油條】の作り方>で検索すると作り方動画があります。ご参考にしてください