高齢者にもやさしい鰤の照り焼き(施設向)

高齢者にとって焼き魚は食渣が残り飲み込み難い食材のひとつです。高齢者の方でも容易に咀嚼・嚥下出来る鰤の照り焼きを紹介。
このレシピの生い立ち
欠歯や噛む力が弱く、ふつう食(常食)の焼き魚が上手く咀嚼・嚥下出来ない方に対して、そふと食までレベルを落としてしまうことに違和感を感じた為作りました。
対象:歯茎で押し潰すことができ嚥下に問題のない方
高齢者にもやさしい鰤の照り焼き(施設向)
高齢者にとって焼き魚は食渣が残り飲み込み難い食材のひとつです。高齢者の方でも容易に咀嚼・嚥下出来る鰤の照り焼きを紹介。
このレシピの生い立ち
欠歯や噛む力が弱く、ふつう食(常食)の焼き魚が上手く咀嚼・嚥下出来ない方に対して、そふと食までレベルを落としてしまうことに違和感を感じた為作りました。
対象:歯茎で押し潰すことができ嚥下に問題のない方
作り方
- 1
真空パックに解凍した鰤と酒15ml(臭消)を加える。
バイオモード75℃15分加熱後冷却。
★写真は鰆になります。 - 2
冷却した鰤切身の皮を外し、ブリクサに入れ撹拌する。(撹拌し過ぎてしまうと食事形態のレベルが1段階下がる為気をつける)
- 3
ボールにブリクサで撹拌した鰤切身と白身魚のすり身を合わせた全体量の0.5%お粥ヘルパーを添加し混ぜ合わせる。
- 4
キッセイ薬品株式会社さんのおかゆヘルパー(酵素剤)と株式会社ふくなおさんの白身魚のすり身を使用。
- 5
混ぜ合わせたものを真空パックに詰め、スチームモードで30分加熱後ブラストチラーで冷却する。
- 6
冷却したものを切り出し、鰻のたれを刷毛で塗り、表面をバーナーで焼き最後に山椒粉をふる。
(提供前のレンジアップ可)
コツ・ポイント
鰤の切身をブリクサで撹拌する際に撹拌し過ぎないことも大事だが、すり身と混ぜ合わせ蒸し上げた時に魚の繊維が残り過ぎると咀嚼時に食渣が残り、日本摂食嚥下リハビリテーション学会で提示されている嚥下調整食分類2013のコード4には適さなくなります。
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