*ケーク・オランジュ*

ほろ苦いオレンジピールがたっぷり♪
しっとりふんわり生地に、オレンジの爽やかな風味と程よい苦味をお楽しみ下さい♡
このレシピの生い立ち
オレンジをめいっぱい楽しめるケークを食べたくて…♪
たっぷりのオレンジピールとグランマルニエのアンビべで、しっとり仕上げています。
ピール沈み防止の為に12〜13の作業と、粉の一部を準強力粉にすることで骨格を作りやすくしています。
*ケーク・オランジュ*
ほろ苦いオレンジピールがたっぷり♪
しっとりふんわり生地に、オレンジの爽やかな風味と程よい苦味をお楽しみ下さい♡
このレシピの生い立ち
オレンジをめいっぱい楽しめるケークを食べたくて…♪
たっぷりのオレンジピールとグランマルニエのアンビべで、しっとり仕上げています。
ピール沈み防止の為に12〜13の作業と、粉の一部を準強力粉にすることで骨格を作りやすくしています。
作り方
- 1
バター、卵は室温に戻す。
バターは指がスッと抵抗なく入るまで柔らかくする。
卵が冷たいままだと分離の原因に! - 2
型にオーブンシートをきっちり敷き込む。
※離型油やバターなどを型に塗ってから敷き込むと型入れの際に紙が遊びません - 3
薄力粉、BPは合わせて3回ふるう。
※粉はふるったら紙を折り畳んだり別容器に移したりせず、そのまま空気を含ませておく。 - 4
オレンジピールとグランマルニエを合わせておく。
生クリームは湯に当てて人肌程度に保温しておく。 - 5
ボウルに柔らかくしたバターを入れて、まずゴムベラでポマード状になるまでよく練る。
- 6
砂糖を加え、ある程度馴染んだらハンドミキサーでしっかり泡立てて空気を抱き込ませ、白いふわふわのホイップバターを作る。
- 7
※空気は最終的に抜けてしまいますが、次の工程の卵と合わせやすくする為、キメ細かいしっとりした生地にする為の大事な作業です
- 8
全卵の半量(6〜7回に分けて)⇒
アーモンドパウダー(ふるい入れる)の順に加え、そのつどよく混ぜ合わせる。 - 9
残りの卵も少しずつ加えてそのつどよく混ぜ、しっかり乳化させる。
※生地と卵が繋がっていない状態のまま次の卵を加えない! - 10
※万が一分離してしまったら少量の薄力粉を加えて水分を吸わせてから次の卵を加える。
乳化作業はとっても大事です! - 11
粉合わせ。ゴムベラで底から大きくすくうように合わせる。
※ここでは完全に合わせない! - 12
粉気がやや残る状態でオレンジピールのボウルに生地1/3量を加え、グルグルっと合わせてから元のボウルに戻し入れて合わせる。
- 13
※ピールのような粘度の高いものはそのまま生地に加えるより少量の生地と馴染ませてから生地に加えると沈まず均一に混ざりやすい
- 14
全体がなめらかになるまでゴムベラで合わせる。
- 15
保温しておいた生クリームを加え、艶が出るまで手早く丁寧に合わせる。
- 16
※必要以上に練り混ぜるとグルテンが出てしまいますが、膨らんだ生地を支える為の骨格を作る為、さっとではなくややしっかりと
- 17
合わせることで焼成後の形が綺麗に保てます。
⑥でしっかり空気を抱き込ませていれば多少グルテンが出たとしても許容範囲です。 - 18
混ぜ過ぎはだめですが、このときの混ぜ込みが甘いと骨格が出来ず、焼成後生地が沈む原因になるのでしっかりめに合わせて下さい。
- 19
型に流し入れて型を台に2〜3回トントン打ち付けて空気を抜き、ゴムベラで生地の中央を凹ませ左右を上げる。
- 20
190℃に予熱したオーブンの温度を180℃に下げ、
15分/180℃焼成。 - 21
表面に薄い膜が出来たらオーブンから出し、中央にナイフで切り込みを入れる。
30分/170℃で再焼成。 - 22
※まず180℃で焼成して生地を十分に立ち上がらせます。
180℃のままでは表面だけ焦げて中は生焼け状態になってしまうので - 23
170℃に下げて再焼成します。
また切り込みを入れることで、割れ目が中央で綺麗に膨らむように誘導させます。 - 24
生地中央に竹串を刺して、ドロッとした生地が付いてこなければ焼き上がり。
オーブンから出してすぐにオーブンシートを剥がす。 - 25
生地の焼き上がりに合わせて★の材料で作ったシロップを、刷毛で生地全面(表面・側面・底面)にポンポンと打つ。
- 26
※シロップは手鍋にグラ糖、水を入れ火にかけ、グラ糖が溶けたらグランマルニエを加えたもの。
- 27
※熱い生地に熱いシロップを打つとぐんぐん染み込みます。
塗るというよりポンポンと打つように手早く全体に染み込ませる。 - 28
生地が熱いうちにラップでしっかり密着させるように包む。
こうすることで、生地の蒸気の力でしっとり感が生まれます。 - 29
※ぴたりと密着させずふわっと包むだけだと、しっとり不足になる上、生地とラップの隙間に水滴がついて衛生上良くありません。
- 30
ラップをしたら側面を下にして冷ます。
※この配合は水分量が多い為、焼き上がりが通常より生地がやや柔らかく、 - 31
高さもある為、表面を上にして冷ますと腰折れのように自重で形が変わってしまう為、側面を下にして冷まして下さい。
- 32
生地が落ち着いた翌日以降にカット、翌日以降が食べ頃です♡
- 33
オレンジの豊かな香りと、口の中でホロホロっと解きほぐれる食感がたまりません♡
- 34
※追記
バターは柔らかすぎると分離しやすくなります。バターから油分が出て、ベタッとしている状態だと戻し過ぎです。 - 35
※追記
レンチンなどでバターが少しでも溶けてしまうと風味が飛ぶ上、構造が壊れてしまうので溶かさないように気を付けて下さい - 36
※追記
卵を冷たいまま加えると、せっかく柔らかく戻したバターが固まってしまうので必ず常温に戻してから加えて下さい。 - 37
※BPは膨張の役割もありますが、火通りを良くする為でもあります。入れ過ぎると気泡が粗くなるので必ずしっかり計量して下さい
- 38
※ボウルやホイッパーに付いた生地もちゃんと計量のうちなので、必ず時々払って生地に戻し入れ、綺麗にしながら作業して下さい。
コツ・ポイント
今回も今まで同様ホイップバター、乳化、粉合わせをしっかり!
特に今回は副材料としてピールが入るので、ピールを加えたあとの混ぜ込みが甘いと生地が支え切れずに腰折れしやすくなります。
練らないように気を付けてしっかりめに合わせて下さい♪
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