下準備。
鳥むね肉３枚をそれぞれ皮を外します。

観音開きにして、キッチンペーパーで余分な水分を軽く拭き取っておく。

むね肉１枚あたり、小さじ１～1.5の砂糖をまぶして擦り込んでから、次に塩をまぶしますよ。

使う塩はこれです。これがなければ、ただの鳥はむ。GABANが無ければ「燻味塩」「スモークソルト」でググってください。

肉の余分な水分を抜きます。
塩を振った後の肉をそれぞれ「ぴちっとシート」を２枚折りにして挟むように包みます。

ぴちっとシートは、食材の旨味を残しつつ脱水と臭み消しができるシートです。

肉を包んだシートごとジップロック(大)などに入れて、できるだけ空気を抜いて冷蔵庫へ。

脱水していた鳥むね肉を、冷蔵庫から取り出します。
写真のものは４日間脱水。

成形前に、肉の圧延処理をします。肉を清潔なまな板に載せ、肉の上からラップをかぶせて麺棒などで圧延して肉を広げます。

圧延終わり。これは仕上がり量２本分・６枚のむね肉です。

圧延して広がった肉を巻いて成形します。
中心となる１枚目は、普通にくるくる巻いておく。

その上から２枚目を１枚目を包むようにくるみ、

３枚目も同様に２枚目を包むようにくるむ。

ラップ成形します。
大きめのラップで巻くように包んで、

両端に余ったラップをキャンディーの包み紙のように絞ります。

ラップは茹でるときに水が入らないように、３重くらいに巻きますよ。

今回は念のため４重です。

２本分を成形しました。けっこう太いんですよ。

炊飯器で保温調理します。ラップのまま炊飯器にセット、沸騰したお湯を注ぎ、保温45分～１時間くらい。

保温が終わったら取り出して、一晩冷蔵庫で寝かせて完成。
保温スイッチを切って、そのまま冷めるまで放置してもいいです。

完成品・外観１

完成品・外観２
味見のため端っこ切り落とし。

完成品・外観３
一見すると市販品のハムのような雰囲気とボリューム。

酒の肴にスライス。
色気はありませんが、かなりの美味♪