昭和レトロなビーフ ストロガノフ

華水多羅四郎
華水多羅四郎 @cook_40054234

昭和レトロな家庭料理。
このレシピの生い立ち
昭和50年代初頭、ビーフストロガノフが家庭に急激に普及し始めた頃のレシピ。当時時代の先端を行っていた先生に師事していた母のファイルより。いくつか手を加えた。キノコの種類増、野菜の切り方変更、肉と葡萄酒増量。葡萄酒は白赤試し赤とした。

昭和レトロなビーフ ストロガノフ

昭和レトロな家庭料理。
このレシピの生い立ち
昭和50年代初頭、ビーフストロガノフが家庭に急激に普及し始めた頃のレシピ。当時時代の先端を行っていた先生に師事していた母のファイルより。いくつか手を加えた。キノコの種類増、野菜の切り方変更、肉と葡萄酒増量。葡萄酒は白赤試し赤とした。

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材料

  1. 牛肉薄切り(上等な肉が望ましい) 300g
  2. 塩コショウ 適量
  3. パプリカ 適量
  4. 小麦粉 大さじ1
  5. バター 大さじ4
  6. 玉ねぎ(大) 1͡個
  7. にんにく 1かけ
  8. きのこ類(マッシュルーム、舞茸しめじエリンギ、鮑茸などを組み合わせる) 7~8個
  9. ピーマン 2個
  10. 葡萄酒(赤) 200cc
  11. ドミグラス・ソース(缶詰でもよいが、小麦粉を充分炒めてスープでのばして作ってもよい) 1個
  12. ブイヨンスープ 100㏄
  13. 小さじ3分の2
  14. サワークリーム 適量(ひとりぶんあたり、大さじ山盛り1程度)
  15. 好みで生クリームを混ぜてもよい 適量

作り方

  1. 1

    玉ねぎはみじん切りまたは薄切り。。ピーマンは千切り。キノコは裂くか薄切りに。

  2. 2

    牛肉に塩コショウして、パプリカを振る。

  3. 3

    牛肉に薄く粉をまぶして炒めて取り出す。

  4. 4

    同じ鍋で玉ねぎとにんにくを中火でしっとりとするまで炒める。

  5. 5

    キノコを加えてさらに炒める。昭和時代にはキノコの種類は今ほどなかった。現代に作るならぜひ時代の恩恵に与り多種使いたい。

  6. 6

    ピーマンも加えて炒める。

  7. 7

    取り出してあった肉を戻し、ブイヨンキューブと赤ワインをくわえ、一旦沸騰させる。

  8. 8

    ブイヨンキューブは包丁でスライスしてから、入れると溶けやすい。

  9. 9

    ドミグラス・ソースを加えて、全体を混ぜ合わせて、10分煮る。塩コショウで味を整える。

  10. 10

    サワークリームを混ぜ、バターライスを添えてすすめる。グリーンピースのバター煮やさやいんげんなどを添えると更によい。

  11. 11

    または、9の状態で冷蔵庫に保存しておき、使うときに使う分だけフライパンへ。サワークリームをあわせて温める。

  12. 12

    温めたところ。

  13. 13

    バターライスを皿によそう。

  14. 14

    セルクルを使うと、ご飯をきれいな円筒型に盛ることができる。

  15. 15

    彩りのよい付け合わせとともに盛りつけてすすめる。好みで、生クリームを仕上げに垂らしてもよい。

  16. 16
  17. 17

    禁じ手だが、サワークリームも生クリームも入れなくても美味しい。ビーフシチュウが好きなら。

コツ・ポイント

ワインは、元のレシピでは〈ブドー酒〉。レトロな感じがいい。昭和50年代、お友達の家に行ったとき、高確率でその家のママが作ってくれるお決まりの料理だった。しかし私は、自分の家のが一番美味しいと思っていたし、今でもこのレシピは秀逸だと思う。

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華水多羅四郎
華水多羅四郎 @cook_40054234
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食文化とくに世紀転換期~20C半ばの米国の食が専門。英語(と多少の仏語)は当たり前だが、周りに、伊、中、西、葡、独、露などの専門家や、朝鮮語・アイヌ語を含む多様言語のエキスパートが多くいてくれるのが、料理研究上の最大の強み。嫌いな言葉は素人さんの「試行錯誤」。それ最低20回対照実験繰り返した人の言葉(苦笑)。そして日本の料理サイトで野放しの素人レシピ泥棒の意識の低さ、面の厚さに辟易としている。
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