柿釜の作り方。季節の演出に器は重要です。

のじ孝文
のじ孝文 @cook_40063947

料理に季節感を持たせることは和食の基本です。秋という季節を演出するのに効果的な手法の一つに秋が旬の柿を器にします。
このレシピの生い立ち
料理人は包丁で丸く切り込みを入れますが、慣れないと形がいびつになるので、セルクル型を使うやり方を紹介してみました。スプーンでくり抜くやり方もありますが、抜いた柿を料理に転用する場合スプーン抜きは形がいびつで使い辛いです。

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材料

1個
  1. 1個

作り方

  1. 1

    まずはフタとなるように柿のヘタごと上部を切ります。横から見て1/4くらいが良いと思います。

  2. 2

    ちょうどいい大きさのセルクル型で柿に丸い切れ目を入れます。柿底に穴が開かないよう気を付けましょう。

  3. 3

    柿の下部側面にペティナイフの刃先を突き刺し、柿底を切り離さないよう気を付けながら柿から中身を切り離します。

  4. 4

    切り離した柿身は千切りにして中に入れる料理の具として使います。スプーン等でくり抜くよりも切り口がキレイです。

  5. 5

    白和えなど汁が出ない和え物を盛る器として料理屋ではよく使う器です。

コツ・ポイント

平核無柿などのような種が無く四角い形の柿を使用すると中を抜き易いうえに座りがよく、盛り付けもしやすいです。
セルクル型は100均でも売っていますし、空き缶などを使っても良いです。釜底には切り込みが入っているので汁が出る料理は盛れません。

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レシピ作者

のじ孝文
のじ孝文 @cook_40063947
に公開
小田急線・千歳船橋で和食教室NOJIを開講中。クスパにて受付しています。和食店にて10年以上修業後、2005年に世田谷の住宅街に和風創作料理を得意とするDiningBar NOJIを開店。飲事「飲んで食べる事」という意味で「NOJI」といいます。教室ではレシピだけでは伝えきれない数々の技や知恵を実演まじえて、教えています。資格:栄養士免許・調理師免許・食品衛生責任者
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